備蓄食材もこだわればおいしい!グルメな缶詰5選

突然、お住まいの地域が地震や台風の被害に見舞われたら、ライフラインが閉ざされたり、避難所生活が始まったりします。
もちろん、しばらくは離れた知人とも連絡が取れなくなります。
ご家族がいらっしゃる場合は、もしもの災害に備えての全員分の準備が必要です。
普段から災害を意識し、防災に関する知識を身に着け、実践していきましょう。
台風、地震、豪雨などの災害時は、生き延びるための水や非常食がとても重要になります。
そこで、備蓄食材であっても、おいしさにもこだわったグルメな缶詰について厳選してご紹介していきます。

目次

非常食に便利な缶詰はグルメにもこだわりたい!

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防災グッズや非常食の定番として知られている缶詰ですが、栄養のバランスやおいしさを重視した商品がたくさん販売されています。
まずこちらで基本的な缶詰の選び方や購入後の注意点について解説し、その後、人気の高い5つのタイプの缶詰についてご紹介していきます。

好きなものを選ぶことが基本

災害時は、ケガをしているだけではなく、心身にも大きなストレスがかかっています。
気分も落ち込んでいます。
普段とは異なる慣れない環境で、精神的にもまいってしまっていることが多いので、貴重な食事の時間である程度のストレスを解消しなければなりません。
食欲がないと、人は食べなくなってしまい、次第に健康を害するようになります。
体調が悪くなると、重い病気にもなってしまいやすいので、食事は栄養価があり、きちんとしたものを食べるようにしましょう。
そこで役立つのが、いつ食べてもおいしくて長期常温保存できる缶詰です。いつも食べている味、おいしい食品を缶詰にしたものが増えていますので、お好みの味の缶詰があれば、あらかじめ購入しておいて備蓄し、災害時に少しずつ食べるようにしてください。

少量でも栄養不足が解消できる

災害時は、避難所での長期生活になることもありますし、車などであちこちを点々と移動しながら生活するような状態が続くことがあります。
食料は限られていますし、非常食も重いものを持ち運ぶと疲れが溜まりやすくなり逆効果です。その点缶詰などの非常食は、少量でも栄養価やカロリーも高めで、少し食べるだけでも、健康維持に必要な十分な栄養を確保できます。
防災用・非常用の缶詰ならどのような商品でも、基準以上の栄養価やカロリーを満たしていますので、防災用として備蓄しておいても邪魔になることもないでしょう。
賞味期限も長いので、長期保存に向いています。

賞味期限やご家族のアレルギーにご注意を

缶詰の賞味期限は、2~3年程度です。
そして、賞味期限が切れたからといって捨てる必要はありません。
「ローリングストック」と呼ばれる手法を活用すれば、古いものから消費できるので、賞味期限切れを未然に防ぐことができます。古い缶詰であっても、賞味期限前ならおいしさが変わることはありません。
また、ご家族の方の中にアレルギー体質の方がいらっしゃる場合は、食材にアレルゲンを使用していない缶詰を選ぶようにしてください。ラベルなどをよく見て事前に仕分けしておきましょう。
お子さんや介護が必要なご高齢のご家族がいらっしゃる場合は、個別に配慮する必要があります。

人気の缶詰め種類紹介

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一言で缶詰といっても様々な種類があります。

代表的な缶詰を5つ紹介しますので、自分の好みや用途に合ったものを選択していきましょう。

バラエティに富んだお惣菜の缶詰セット

栄養が偏りがちな避難生活や被災後の生活において、お手軽にバラエティに富んだ食品を食べられることから、お惣菜の缶詰は大変な人気があります。
セットで購入すると、10~20種類、20~30缶分のお惣菜をまとめて購入することができます。これだけの種類と量があれば、ご家族も満足でき、食事に関して不満が出ることはないでしょう。ストレスも軽減されます。
缶詰の内容は、普段食べるようなお惣菜ばかりです。
例えば、きんぴらごぼう、切り干し大根、たけのこ、まめこん、さといも、うの花などといった、いろいろな食材が豊富です。

スイーツの缶詰

缶詰といえば、鯖缶やおかず用など普段の食事に合うような種類が豊富ですが、グルメという観点から考えると、スイーツの缶詰も備蓄しておいて問題ないでしょう。
近年販売されているスイーツ缶は、保存期間が長いだけではなく、特殊な技法により真空度を高め、缶詰を開けた時にふわっとちょうどよい感じに膨らんでいくようになっています。
辛い避難生活の中にあって、甘くておいしいスイーツが食べられる時間は、たった数分でもとても幸せな時間となることでしょう。
このようにスイーツの缶詰は、精神的にも肉体的にも疲れていた方を癒す効果があります。
スイーツ缶はいろいろな種類が出ていますので、一度試してみて気に入った商品を購入し備蓄しておきましょう。ローリングストックの作業も面倒なものではなく、楽しみになっていきます。

ごはんも入って常温で食べられる缶詰が人気!

日本人ならごはんを食べるだけでもお腹がいっぱいになり、気持ちも和らぎます。
ごはんといえば丼です。
人気商品といえば、吉野家の牛丼の缶詰セットです。ごはんが入っている点が大きな特徴で、調理不要で手軽に牛丼の味が楽しめるとあって、夜食などにもぴったりです。
もちろん、災害時や非常時などにも食べやすくなっており、牛丼とはいえ種類も豊富です。
牛丼以外にも、豚丼、豚しょうが焼き、焼鳥丼、焼塩さばなどの、お店でもおなじみの味が自宅でも楽しめます。
店舗などで食べ慣れた味であることから、選び方で失敗することはなく、非常食として選んでいただいても問題ないでしょう。

バリエーションが豊富なおつまみ用缶詰

お酒のあてにおつまみの「缶つま」も人気商品!

災害時、避難所や自宅にいて、水や食料は十分に備蓄していたとしても、お酒はいつ飲めるのかはわかりません。
しかし、防災用缶詰にもお酒のあて用のおつまみ「缶つま」が販売されており、非常食として備蓄できるだけではなく、味もおいしくてバリエーションも豊富なため、普段も食べることができます。
常温保存可能で、普段のお酒のあてにも使えますし、備蓄しながら、ローリングストックで順に消費していくのもいいでしょう。

ギフトセットとしてもおすすめ!家庭用備蓄ギフト

備蓄食材を贈答品として贈るといったアイデアもすでに実現されています。
お世話になった方やご親族、遠方で新生活を迎える方など、大切な人を気遣い、贈り物としてもよい印象を持ってもらえる家庭用の備蓄缶詰セットがおすすめです。
お住まいの地域の特産品なども含まれており、セットにして贈るため、遠方にお住まいの方に贈るようにすれば、災害用の非常食を改めてまとめて購入する必要はありません。
日頃のおかずにも最適ですし、時短料理などにも使い勝手のよい食材が選ばれています。
定期的に送ってあげると、ローリングストックにもなり、消費しながら災害への備えも準備万端になるという優れた効果があります。

まとめ:備蓄食材もこだわればおいしい!グルメな缶詰がおすすめ!

今回は、災害時や非常時の備蓄食材としての缶詰を5つ取り上げて、おいしさやグルメの面を特にクローズアップしてご紹介しました。
缶詰であっても、普段食べられないような高級な素材や地域の珍しい特産品を使った料理を詰め込んだ缶詰もたくさん販売されています。
種類や数も豊富で迷うこともありますが、上記のおすすめのテーマに沿った缶詰をご参考にしながら備蓄用の缶詰をお選びください。

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