【防災用】簡易ベッド・寝袋おすすめ3選

自然災害が発生した場合、大きな被害に遭うと普段どおりの生活が難しくなります。その際には、就寝時間の体のケアを重視しなければなりません。体調を崩してしまうと、病院にかかることも容易でなくなるからです。 

ここでは、就寝アイテムとしておすすめの簡易ベッドおよび寝袋を紹介します。自然災害が発生する前にひととおり集めておきましょう。 

目次

簡易ベッドと寝袋のメリット・デメリット

簡易ベッドと寝袋はどちらも寝具のひとつであるものの、形状や特徴は大きく異なります。当然、それぞれのメリットやデメリットを知っておくことが大切です。これらの内容を具体的に取り上げましょう。 

簡易ベッドのメリット:寝袋よりも安定感がある

簡易ベッドは、寝袋とは異なり地面や床で寝るわけではありません。簡易的とはいえ、ある程度は土台が作られています。そのため、安定感がある点に大きなメリットがあります。災害が起きた場合、避難所へたどり着けなくなるケースも想定すべきです。

とはいえ、例えば地震で部屋中がグラスの破片などで散らかっていると、床での就寝は一定のリスクもはらんでいます。簡易ベッドを物置から出せれば、少しは落ち着いた眠りにつけるでしょう。

簡易ベッドのデメリット:布団や枕などを揃える必要がある

簡易ベッドのデメリットとしては、布団や枕などの寝具を揃える必要がある点です。寝袋の場合は、体さえ中に入ってしまえばそのまま就寝できます。寒い時期でも、体を温められる道具です。

簡易ベッドの場合は、仮に布団や枕を取り出せなくなると土台だけで夜を過ごさなければなりません。冬の寒い時期は、体調を崩してしまう可能性も高まります。簡易ベッドを保管するときは、布団や枕も防災用のものを用意しておきましょう。

寝袋のメリット:熱を逃さないので寒さにも対応できる

寝袋の大きなメリットとして挙げられるポイントは、冬の寒い時期でも夜を乗り越えられることです。災害が起きて避難所に行くと、毛布が支給されるものの室温は大きく低下しています。非常に寒い環境でしばらくは生活しなければなりません。 

そこで、寝袋を用意すれば体ごと中に入れるため熱を保つことが可能です。支給された毛布も使うと、より暖かさが増します。また、車中泊になった場合にも寝袋を持っておくと便利です。スペースさえ確保すれば、いつでもどこでも眠りにつけます。

寝袋のデメリット:自由に動きづらくなる

寝袋のデメリットとして、自由に動きづらくなる点が挙げられます。当該デメリットを改良した商品もあるものの、一般的には簡単に起き上がれません。仮に地震で避難した際、最も警戒しなければならないものが余震です。

数日間は大きな揺れが来ることを想定する必要があります。突然の事態に備えるうえでは、すぐに起き上がれる簡易ベッドのほうが便利です。寝袋は、なるべくリスクの少ない環境で使うように心がけましょう。

簡易ベッドのおすすめ3選

簡易ベッドには、自分で組み立てるものや電動式があります。後者はは早く完成できるものの、災害時には停電のリスクも考えなければなりません。

コンセント付きの電動式を買う際には、ポータブル電源も用意しておくと安心です。その点を踏まえ、おすすめの簡易ベッドを紹介します。

おすすめ1:AKASOOM アウトドアベッド 折りたたみ式

簡易ベッドでおすすめする商品のひとつが、「AKASOOM アウトドアベッド 折りたたみ式」です。こちらは、女性でも簡単に組み立てられるような設計となっています。自然災害が発生した場合、家族が合流できなくなるケースもゼロではありません。

そのため、誰でも簡単に作れることが簡易ベッドを購入するうえでの条件ともなります。加えて、災害時以外にもキャンプなどで使いやすい商品です。

おすすめ2:IRIS OHYAMA 折りたたみベッド コンパクト

「IRIS OHYAMA 折りたたみベッド コンパクト」は、キャスターが備え付けられている簡易ベッドです。災害時には、簡易ベッドを持ち運ぶ事態が起こるかもしれません。

その際にキャスターで簡単に運べる点がメリットです。また、狭い室内でもベッドを置けるため、比較的あらゆる場所で就寝できる特徴を持ちます。コスパも良いため、寝袋もあわせて購入したい人におすすめです。

おすすめ3:Hocean エアーベッド

「Hocean エアーベッド」は、電動ポンプが内蔵されている電動式の簡易ベッドです。電動式ではあるものの、コンセントを差し込む必要はありません。スイッチを入れれば、3分程度で簡単に簡易ベッドが完成します。

ほかにも、「Hocean エアーベッド」の場合はコンパクトに収納できる点も強みです。持ち運びにも便利であり、災害時で大いに活躍します。

寝袋のおすすめ3選

寝袋も商品によってさまざまな役割を持ちます。1つひとつ機能を確かめながら、魅力的だと感じた商品を購入しましょう。同じく、おすすめな寝袋を3点紹介します。購入するときの参考材料としてください。

おすすめ1:コールマン コージⅡ/C5

寝袋でおすすめな商品は、コールマンの「コージⅡ/C5」です。インナーにポケットがあり、スマホや小型の目覚まし時計を入れられます。比較的サイズも大きいため、体の大きい人でも問題なく使えるところが長所です。

「コージⅡ/C5」は、形状的に敷布団としても利用できます。したがって、簡易ベッドとあわせて使うことも可能であるため、汎用性が極めて高いといえます。

おすすめ2:ホワイトシーク 寝袋

「ホワイトシーク」も、災害時に利用しやすい簡易ベッドのひとつです。インナーにポケットが備えられており、「コージⅡ/C5」と同様に貴重品を管理できます。不特定多数の人々と過ごす避難所の生活で非常に便利です。

「ホワイトシーク」は保温性に優れているため、寒い季節でも深い眠りにつける効果を持ちます。災害時での環境をしっかりと考慮していることが魅力的です。

おすすめ3:スノーピーク セパレートシュレフオフトン

夏場に強い寝袋として挙げられる商品が、スノーピークの「セパレートシュレフオフトン」です。胸元や足元にもファスナーが付いており、開け閉めすれば温度を調整できます。 

さらに、「セパレートシュレフオフトン」は抗菌や消臭加工がなされるように作られているところもポイントです。洗濯が難しい災害時においても、数日間にかけて使えます。

簡易ベッドや寝袋を買うときに注意したいポイント

簡易ベッドや寝袋は、とりあえず製品さえ買ってしまえばいいわけではありません。環境をしっかりと考慮しなければ、肝心なときに役立たずとなってしまいます。これらの製品を購入するときの注意点をまとめましょう。

家族の人数を考えてファミリー用の購入も検討する

簡易ベッドおよび寝袋を購入する際には、家族の人数を考慮しなければなりません。例えば5人家族が寝袋を買った場合、通常は5人分の商品の購入が普通です。しかし、寝袋には1つで家族全員が入れるファミリー用の製品も存在します。

単純にコスパが良くなり、災害時にも5人分を取り出す必要がありません。簡易ベッドも、なるべく複数人が使えるように幅のあるものをおすすめします。あらかじめ、購入する前にさまざまな商品の内容を確認しましょう。

余裕がある場合はどちらも購入しておく

簡易ベッドと寝袋は、どちらかに限定しなければならないものではありません。むしろ、余裕がある場合は双方とも確保しておく必要があります。例えば、災害時に避難所へ向かえるときは寝袋を持っていくといいでしょう。

一部の避難所では簡易ベッドを支給される場合もあり、仮にもらえなくとも持ち運びに便利だからです。一方で避難所へ行けず、寝室にも入ることが難しいのであれば簡易ベッドが役立ちます。どちらも揃えておき、状況に応じて使い分ける工夫が重要です。

まとめ

以上から、防災用として使える簡易ベッドや寝袋を紹介しました。災害時は、どのような生活になるか想定できるものではありません。それぞれの特徴をしっかりと確認しつつ、自分の家庭や環境にあった商品を選ぶことが大切です。 

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