【防災用】飲料水のおすすめ5選

大規模な自然災害の発生時は、水、特に「飲料水」がとても大切です。
人が生きていくためには、大量の水を必要とします。
それは災害時であっても同様です。
在宅避難時には水は食料よりも重要ですし、必要な量だけを用意し、賞味期限もありますので保管方法にも気をつけなればなりません。
また、防災用の飲料水は、水道水やミネラルウォーターとはどのような違いがあるのでしょうか?
そこで、今回はおすすめの防災用飲料水の選び方の注意点など、知っておくと便利な知識をご紹介し、最後に防災用におすすめの飲料水を順に5つご紹介していきます。

目次

防災用の飲料水を選ぶための基本ポイント

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防災用の飲料水は、その日の気分や好みで選ぶものではありません。
5年、10年と長期間保存するものが多いことから、しっかりとした基準で選ぶ必要があります。

適切な保存期間を選ぶこと

市販のミネラルウォーターよりも圧倒的に長期保存が可能です。
防災用飲料水は、5年以上保存できるものを選ぶことが基本で、7年、10年、15年などが主流です。
賞味期限が長すぎると、入れ替えを忘れてしまうことがありますので、定期的に点検が必要です。
毎年飲める状態なのかどうかをしっかり確認し、少しでも濁りや異常を見つけたら、新しい飲料水に交換してください。

飲み慣れている「軟水」を選ぶほうがいい

水は、軟水と硬水に分けることができます。
硬度が高いと硬水になり、低いと軟水です。
水は、カルシウムやマグネシウムなどの金属イオンを含んでおり、その含有量が多いと硬水です。
市販されている飲料水やミネラルウォーターは、軟水がほとんどです。
できれば、防災用の飲料水にも飲み慣れた軟水を選ぶようにしてください。

少量の保存食でもミネラルを豊富に含む飲料水を飲むと体にいい

防災用の飲料水は、ミネラルを豊富に含んだ商品を選びましょう。
災害時の食事は量も少なく、必要なミネラルが摂取できない恐れがあります。
だからこそ、ミネラルを豊富に含んだ飲料水を選んでください。
ミネラルにもいろいろな種類がありますので、体に必要なミネラル成分を豊富に含んでいる飲料水を選ぶといいでしょう。

量やサイズ、価格など

防災用の飲料水は、2Lと500mlが主流です。
防災用のボトルは強度があって、少し重めです。
飲料水や持ち出し用に選ぶ場合は500ml、生活用水として利用し、使用後も水くみなどに使うことができるので、2Lのサイズも必要となるでしょう。
価格は、2Lのほうがコスパに優れています。
また、成人一人につき、1日3Lの水が必要で、そのうち水分補給用には2L必要です。
最低7日分の飲料水を用意するようにしましょう。

防災用飲料水はミネラルウォーターとは異なる

ミネラルを豊富に含む市販のミネラルウォーターは、保存期間が長くても2年までと短いため、防災用には向いていません。
防災用飲料水との大きな違いは、高温加熱殺菌処理が徹底されており、細菌が入り込まないようなボトリング方法で製造されている点です。ミネラルウォーターよりも価格が高くなるのも当然です。
また、厚みのあるボトルを使用し、水が蒸発しにくくなっています。

長持ちする防災用の飲料水でも保管には十分に注意すること

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防災用の飲料水がいくら長持ちするからといっても、長期間きれいな状態で飲めるようにしておくには、保管場所に関しては細心の注意を払う必要があるでしょう。

日の当たらない涼しい場所で保管

常温で保存する場合は、屋内の日の当たらない涼しい場所で保管してください。
夏場は、締め切っていると温度が異常に上がることがありますので注意が必要です。
臭いが移りやすい場所などもNGです。

保管場所を分散することが重要

防災用飲料水は、面倒でも分散させて保管してください。
浸水による水濡れや火災などで取り出せなくなったりすることがあるからです。
玄関、寝室、リビング、キッチンなど、分けて保管し、缶詰、缶ジュースなどの非常食などとともに保管すると、保管場所を忘れることはないでしょう。

賞味期限を忘れない工夫と賞味期限が切れてもしっかり活用すること

賞味期限は、5年だけではありません。7年や10年、15年などの防災用飲料水もあります。
いつ交換するのか、賞味期限前にいつ使用するのか、などの基準を定めて、無駄なく活用するようにしましょう。
また、賞味期限が切れたとしても、生活用水として消費できますので、すぐに捨てないようにしてください。

おすすめの防災用飲料水5選

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最後に、おすすめの防災用飲料水を順に5つご紹介していきたいと思います。

イクス「非常用災害備蓄用5年保存水」

強度の強いボトルを使用し、こだわりの殺菌方法により5年の保存が可能です。
ダンボールにも耐熱性の高い素材を使用し、簡単には潰れません。
防災用に伝言ダイヤル、避難場所、連絡先などを記載する箇所があります。

https://www.rakuten.ne.jp/gold/ix-ix/

防災防犯ダイレクト「5年保存水」

防災グッズの専門メーカーが販売しているだけあって、5年の長期保存が可能です。
耐熱容器を使用し、120度で加熱殺菌しています。
自宅や職場などで備蓄しやすいサイズです。

https://www.pro-bousai.jp/shopdetail/000000000011/

ケイ・エフ・ジー「純天然アルカリ保存水」

この防災用飲料水は、ミネラルの含有量が22.7mgもあって、大変豊富に含まれている点が大きな特徴です。
保存期間も7年もありますので、一度購入すれば、そう簡単に交換する必要はありません。
災害時のミネラル補給に最適です。

https://www.kfg.co.jp/products/hozon

ユニーク総合防災「DSW PREMIUM 12 YEARS」

日本災害食大賞を受賞したこともある優れた防災備蓄用の飲料水です。
高知県・室戸岬沖で採水された海洋深層水を使用しています。
価格は高めですが、賞味期限がとても長いので、何も問題ありません。
しかも、ミネラル含有量は19.8mgもあって、健康維持にも最適です。

https://unique-sb.co.jp/product/dsw-premium/

ジャパン・ミネラル「カムイワッカ 麗水 15年保存水 2L」

最長クラスの15年保存可能な防災用飲料水です。
大量のミネラルをバランスよく含み、20年経過しても飲める状態の保存水です。
入れ替えする手間が省け、コスパもよいのでおすすめの防災用飲料水です。

https://japan-mineral.co.jp/

まとめ:防災用の飲料水はどんなポイントを重視するかで選び方も大きく変わる!

防災用飲料水の選び方には、いくつかのポイントがありますので、こちらでご紹介しました。
災害時、飲み水はとても貴重です。
必要量を備蓄しておくと、ご自身はもちろんのこと、多くの命が救われます。
おすすめの防災用飲料水は他にもたくさんあります。
そのため、何を重視して防災用飲料水を選ぶのかをしっかりと決めてから選ぶことが重要です。

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