災害時でもシャンプーはできる!おすすめの災害用シャンプーを紹介

お住まいの地域が地震や台風の被害に見舞われたら、水や電気、水道などのライフラインが一時的にストップすることがあります。
この機会にご家族とともに、もしもの災害に備えての準備を行いましょう。
突然の災害にも慌てずに対応できるように、普段から災害を意識し、防災に関する知識を身に着け、事前準備を怠ることのないようにしてください。
台風、地震、豪雨などの災害時は、水が使えなくなることが多いので、災害時でも体を清潔に保てるような「災害用シャンプー」についての正しい選び方や具体的にはどのような商品がよいか、などについて解説していきます。

目次

水を使わないシャンプーや洗浄剤は意外に多い!

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大地震や洪水、竜巻、大雨の被害など、いつ起こるかわからない自然災害の発生に備えて、食料や水の用意はきちんとできている方は多いでしょう。
しかし、衛生や体の健康を考えて洗浄剤やシャンプーにまで頭が回るような方は少ないはずです。
災害時以外にもアウトドアで利用できる水を使わないシャンプーや洗浄剤は意外に多く、ドラッグストアなどでも普通に購入できますので、この機会に検討してみてください。

災害時は避難所にいてもすぐに入浴できない!

防災時に水は最も重要な存在です。
貴重な水は、きれいな飲み水用に保管し、無駄に使用できません。
体を洗ったり、髪をきれにしたりするのに、普段はお湯や水をざぶざぶと使っている方も多いとは思いますが、災害時には断水することが多く、避難所であっても、お風呂やシャワーなどの利用が制限されてしまうことがほとんどです。
つまり、大災害が起きると、一週間ぐらいは、風呂なし、シャワーなしの生活で我慢しなければならない、ということを覚えておきましょう。

かゆみや臭いの問題を一時的に解消

一日シャンプーをしないと、頭がかゆくなってきたり、くさい臭いがしてきたりします。
頭皮には汗がべたつき、乾燥したら大量のフケになってしまいます。
水なしで使えるシャンプーや洗浄剤は、完全に頭皮や髪の汚れを落とせるわけではありませんが、不衛生になりがちな頭皮のかゆみや臭いの問題を一時的に解消できることから、防災用に一週間分程度の分量を備蓄しておくことをおすすめします。

水を使わないシャンプーや洗浄剤

水を使わないシャンプーや洗浄剤は意外に多く存在します。
アウトドアやスポーツ時、夏場の外出時にも使える優れたアイテムです。防災用にも普段の生活にも使用し、利用に関しては慣れているほうがいいでしょう。
水を使わない洗浄剤とは、例えば、ドライシャンプー、ウェットシート、泡タイプの清拭(せいしき)料などがあります。
水なしで髪や頭皮を洗うには、「ドライシャンプー」という製品が最もおすすめの製品となります。

災害時に利用できる水が不要なドライシャンプー

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通常のシャンプーで髪を洗う場合は、水が必要です。
シャンプーの泡は大量の水で洗い流す必要がありますし、その後に髪を乾かすのも大変です。
外出時や屋外でどうしても髪を洗う必要がある場合は、水が不要なドライシャンプーをおすすめします。

水のいらないドライシャンプーとは?

水を使わないシャンプーのことを「ドライシャンプー」と呼んでいます。
スプレータイプなどが存在しますが、頭皮や髪の毛になじませて使用し、マッサージしながら使うと、汗やたばこなどの臭いが取れて、さっぱりとした爽快感が出ます。
断水時やシャワーや水が利用できない時などに、水のいらないドライシャンプーが大いに活躍します。

ドライシャンプーの正しい使い方

ドライシャンプーを使う際には、手櫛でも問題ありませんが、できれば、乾いたタオルやブラシなどを用意してください。
髪の毛を丁寧にブラッシングした後、ドライシャンプーを適量取って、頭皮や髪の毛になじませてマッサージをしながら使用します。
再度ブラッシングした後、乾いたタオルで拭き取ってください。
水を使わずに、シャンプーの成分をしっかりと拭き取るためにも乾いた清潔なタオルはあったほうがいいでしょう。

使用後の感想や口コミ

汗の臭いや皮脂臭などをしっかりと抑えられます。
また、ミントやメントールなどが配合されており、すっきり爽快感が味わえます。
夏場の時期なら、使用後もひんやりと冷えるようなタイプの製品も多く、どのドライシャンプーでも使用後の爽快感が感じられるようです。
一方で、水で汗や汚れを完全に洗い流すことができないため、臭いに敏感な方には多少の汗臭さが残るといった感想もあります。
効果や感じ方には個人差がありますので、使用後の感想や口コミはあくまでも参考程度にお考えください。

ドライシャンプーにはお好みに合わせたタイプが存在!

ドライシャンプーは、スプレーや泡などのタイプ以外にもその他の種類が豊富に存在します。
日常的に使用することができますので、いくつかのタイプを試したうえで、各自が最も使いやすいタイプのドライシャンプーを選び、災害用や何らかの事情でお風呂に入れない時のために備蓄しておきましょう。

スプレータイプ

髪の毛の長さや髪の量に合わせてスプレーして使用します。
女性のセミロングなら7~8回がスプレー量の目安です。
複数回に分けてスプレーし、マッサージを繰り返して、使用量を調節します。
つけすぎに注意してください。

フォームタイプ

フォームとは泡のことです。
泡の出るタイプで水洗いしないのはちょっと不思議ですが、適量の泡を手にひらにとって、頭皮や髪の毛になじませてマッサージしながら使用するのがコツです。
水洗いはしませんが、洗浄後はタオルなどでしっかりと拭き取ってください。
泡が頭皮の汚れを浮かして、タオルで拭き取れば、サラサラした髪の仕上がりになります。

シートタイプ

シート状の髪の毛を洗うシャンプーです。
髪の毛を拭くように洗います。その他には、ブラシに乗せて髪の毛をとかすと髪の毛によくなじみ、隅々まで汚れを拭き取ることができます。
ボトルに入っている製品と異なり、シート状のため、持ち運びやすさに関しては、シートタイプがおすすめになるでしょう。

ジェルタイプ

ジェルタイプのドライシャンプーです。
頭皮に少量ずつ塗布しながら、なじませるように頭皮をマッサージしてください。
ジェルが頭皮や髪になじみ、爽快な感じがします。
洗浄後は、タオルでしっかりと拭き取りすると、べたつきも消え、ふんわりした髪の毛に仕上がります。

パウダータイプ

パウダー状のシャンプーを頭皮にふりかけ、頭皮や髪の毛をマッサージすると、汚れや余分な皮脂を吸着しますので、拭き取るだけで髪の毛をきれいにします。
使いやすく、少量でべたつきを抑えてくれるので、防災用のシャンプーとしてもおすすめです。

まとめ:体を清潔に保つためにも水を使わない災害用シャンプーを今から準備しよう!

今回は、災害時に水なしで使えるドライシャンプーについてご紹介しました。
そして、いろいろなドライシャンプーの種類のご紹介、選び方のポイント、使い方の注意点などについて簡単にご説明しました。
実際に使用して始めて、自分に合うのか合わないのかがわかりますので、いろいろな製品をピックアップして試し、ご自分に合ったタイプの防災用シャンプーを選んでください。
また、普段でも体調の悪い時やアウトドア時、スポーツ時、旅行時など、いろいろな利用シーンが考えられますので、お気に入りの製品を一つ持っていると安心です。

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