地震や台風などの大規模災害は前触れなく突然やってきます。
被害に見舞われたら、まずは安全な場所に逃げてください。
そして、普段からもしもの災害に備えてのしっかりとした準備をしておきましょう。
突然の災害にも慌てずに対応できるように、普段から防災に関する知識を身に着け、少しずつ実践していきましょう。
台風、地震、豪雨などの災害時にご自身や大切なご家族を守るためにも、コンビニでもすぐに購入できる「防災グッズ」をご紹介し、その選び方のポイントについても解説していきます。
コンビニならどこにでもあって防災グッズも今すぐ入手可能！
大地震、大雨、台風、洪水、竜巻など、恐ろしい自然災害は予測不可能な動きをし、人や自然などにすぐに回復できないような大きなダメージを与えます。
災害時や災害が来ると予想される直前に、緊急用の買い出しをするなら、お近くにあって夜間も開いていることが多いコンビニエンスストアが便利です。
もちろん、災害が発生した後は、コンビニであっても一時的に休業していたり、重要な商品は品切れになっていたりする恐れがあります。
しかし、いつでも防災グッズなどを購入できるコンビニの便利さや手軽さは変わりません。
こちらではコンビニで買える防災グッズについてご紹介していきます。
徒歩での帰宅や避難時にも便利なコンビニ
防災グッズのリストアップや賞味期限や消費期限が切れて交換する場合は、お近くにあって、いつでも開いているコンビニを利用することを忘れないようにしてください。
また、災害時に徒歩での帰宅や避難途中でも、コンビニが開いていたら、必要な防災グッズをそろえるようにしてください。
コンビニは、日本全国どこにでもあって、生活に必要な一通りの商品がそろっており、防災グッズを兼ねた商品も多いので、この機会に忘れないように防災グッズを購入しておきましょう。
災害時はコンビニがライフラインに！
災害時の日本のライフラインはコンビニになってきています。
コンビニでは、食べ物や日用品をいち早く被災地に届けられる仕組みが整備されているからです。
そうした意味では、コンビニは、ガスや電気、水道、交通などと同じ意味でのライフラインとして認識されてきています。
必要な生活必需品だけを被災地に素早く供給するには、コンビニの力が重要になってきているということです。
普段購入している商品が防災グッズとして活用できる！
コンビニに置いている商品は、どこも似たようなものばかりだからといってバカにはできません。
むしろ、商品の種類も数も限定されているからこそ、日常生活で必要な商品に絞られていると考えていいでしょう。
スーパーやホームセンターなどでは、商品が多すぎて、防災グッズ選びも手間がかかります。
コンビニなら、必要最低限の商品しか置いていません。
しかも、普段の生活でも使うような商品が防災グッズと被っていることが多いので、コンビニの商品を購入するだけで防災用の品物をそろえることと同じだ、といっても言い過ぎではありません。
最低限購入できるコンビニ防災グッズ
コンビニには、いろいろな商品が置かれていますが、防災グッズとして購入する場合も同じような商品で問題ありません。
ここでは、コンビニで購入できる防災グッズに限定してご紹介していきます。
携帯食やお菓子
携帯食といえば、カロリーメイトなどのブロック状の携帯食やゼリー状の携帯食がおすすめです。
移動時にも手軽に栄養補給ができます。
また、チョコレート、キャンディー、羊羹（ようかん）、せんべい、ナッツ、ドライフルーツなどがどこのコンビニでも購入できる携帯食やお菓子です。
水や飲み物
飲料用の水やミネラルウォーターは重要な防災グッズです。
水が売り切れていたら、代わりにスポーツ飲料やお茶などを購入してください。
スマホ関連商品
災害情報や避難情報を知るために、スマホの利用が増えます。
バッテリーが切れるとスマホが利用できなくなりますので、スマホ用の充電器やモバイルバッテリー、通常の乾電池などを購入しておきましょう。
レインコートなどの雨具
災害時は傘よりも、両手が使えるレインコートが使いやすいでしょう。
レインコートを防寒用として使う場合もありますし、携帯にも便利です。
防寒具やカイロや保冷剤
冬の時期なら、急いでいて持ち出せなかった手袋やネックウォーマーなどの防寒具がコンビニでも購入できます。
また、使い捨てカイロ、夏場の保冷剤など、各季節に応じて必要となる防寒具や保冷剤などがコンビニでも購入できます。
その他コンビニで買える便利な防災グッズ
最後に、コンビニで購入できるその他の防災グッズについてご紹介しておきます。
災害時はすぐに売り切れる場合も多いので、見つけたらお早めに購入しておいてください。
例えば、カップラーメン、缶詰、ライター、インスタント味噌汁、ゴミ袋、トイレットペーパー、割りばしや紙皿、ガスボンベなどです。
災害時におけるコンビニ利用時の注意点
コンビニにはいろいろな商品がそろっています。
しかし、大規模な店舗ではありませんので、在庫があまりありません。
一人が購入できる数も限られていますし、商品の種類もわずかしかありません。
そのため、災害時にコンビニを利用する場合は、すでに購入したい商品がなくなってしまっている恐れがありますのでご注意ください。
コンビ二の品ぞろえは最低限
コンビニで購入するのは、緊急時に必要なものだけに留めておきましょう。
つまり、平時に防災グッズや非常食などはスーパーやホームセンターなどでまとめて購入して準備しておいたほうがいい、ということです。
コンビニでは足りない商品や在庫がなくなった商品だけを購入するようにしましょう。
大規模災害が発生した後は、一時的にコンビニが休業し、開店までに時間がかかることがあります。
購入数量も限られていますので、ご注意ください。
買い占め厳禁
ご家族全員の商品や防災グッズを購入するとすぐに売り切れになってしまいます。
コンビニ利用時は、必要以上の数の商品の購入や転売のための買い占めはやめておいてください。
他のお客のことを考えて、一人一つだけを目安に購入することを心掛けてください。
思ったよりも数量が少ないので品切れにご注意を！
コンビニは、どの運営会社の店舗であっても、だいたい同じような商品が並んでいます。
しかし、商品数量は限られており、行ってみたら売り切れだったとか、あちこち回ってみたけど、どこも閉店であったり、目当ての商品が売り切れだったりすることがよくあります。
このような場合は、コンビニの利用を諦めて、大規模なスーパーやホームセンターなどを利用するしかないでしょう。
また、お住まいのご近所の方同士で、非常食や防災グッズを分け合うなど、大規模災害が発生した時はみなさんで力を合わせて緊急事態を乗り切ってください。
まとめ：災害時はコンビニが重要なライフラインに！最低限の「防災グッズ」がそろう！
今後も引き続き大規模災害が予想される日本列島各所では、これまでもコンビニが重要な役割を担ってきました。
コンビニでも最低限の防災グッズがそろいますが、利用の際には注意点もあります。
数量が少なく、品切れや休業で防災グッズが購入できない場合もありますので、コンビニの利用は最低限の防災グッズをそろえるため、と割り切って利用するべきでしょう。
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