携帯代を支払えないとどうなる?回線が止められる前にできる対策を紹介

私たちの生活に欠かせない携帯電話。老若男女問わずほとんどの人が持っていると思います。

そんな携帯電話ですが、支払いが滞ると、どのような対応をされるかご存知でしょうか?

結論を言うと最悪「民事裁判が行われ財産差し押さえの可能性」があります。

このような事にならないためにも、料金が支払えず回線が止まる前に、適切な対応が必要です。

今回は携帯料金が滞った時どのような事になるかと、回線が止められる前の対応方法をお伝えします。

●こんな人に読んでほしい記事です
・携帯電話の支払いが滞るとどうなるか知りたい人
・回線が止められる前の対応方法を知りたい人

目次

携帯電話の支払いを滞るとどうなる?

携帯電話の支払いを滞ると、以下の流れで携帯会社の対応が行われます。

  • 1.支払い催促が来る
  • 2.利用停止のお知らせが来る
  • 3.契約解除をされる
  • 4.携帯会社の強制契約解除
  • 5.民事訴訟に発展する可能性あり

一つずつ解説していきます。

1.支払い催促が来る

料金の支払いが遅れてもすぐに利用停止にはなりません。まずは支払い催促が携帯電話会社の方から届きます。

携帯電話会社にもよりますが、支払期日から1週間以内に振り込み用紙が届きます。

振込用紙には「●●日までにお支払いください」と記載されています。

振込用紙が届いた段階で料金の支払いをすれば、今まで通り携帯電話を使用できます。

2.利用停止のお知らせが来る

催促上の日付までに振り込みをしなかった場合「利用停止のお知らせ」という通知が届きます。

利用停止のお知らせには「お支払いがなければ●●日に携帯電話の回線を停止します」と記載されています。

ここまでに支払わないと回線の停止が行われるので、注意してください。

支払いを行った場合、通常通り携帯電話を使用することは可能です。

3.契約解除をされる

利用停止のお知らせが届いた後も支払いをしなければ、強制的に回線が解約をされます。

解約された後は、電話やインターネットの使用は一切できません。

4.携帯会社の強制契約解除

回線解約後も支払いを滞っていると、携帯電話会社も強制解約となります。

強制解約後は携帯電話を使用できなくなります。

強制解約をされると他の携帯会社の審査にも通りにくくなってしまい、新しい契約を結ぶのが困難になります。

携帯電話の契約ができないと、日常生活に影響を及ぼすので早めの支払いをおすすめします。

5.民事訴訟に発展する可能性あり

強制解約後も支払いの義務はありますが、それでも支払わないと民事訴訟に発展する可能性があります。

民事訴訟を起こされるのは珍しくなく、敗訴になってしまうと最悪の場合、財産が差し押さえられる事もあります。

つまり携帯電話の料金を支払わないだけで、家や車などの資産が差し押さえられる可能性があるということ。

また、財産の差し押さえだけではなく、料金を支払わないという情報が金融機関に回り、クレジット審査やローン審査にも影響してきます。

携帯料金を支払わないというのは、社会的信用度を落とす行動です。そのようなことになる前に、適切な対応を行っていきましょう。

回線が止められる前に行うべき4つの行動

携帯電話の料金を支払わないのは、財産差し押さえが発生するリスクが高い行動です。そのような状態にならないためにも、以下の4つの行動を行ってください。

  • 1.携帯電話会社に連絡をする
  • 2.回線休止を申請する
  • 3.料金プランを見直す
  • 4.不用品などを売りお金を作る

一つずつ解説していきます。

1.携帯電話会社に連絡をする

料金が支払えない場合、まずは携帯電話会社の人に相談をしてみましょう。状況を説明することによって、支払期日の延長対応をしてくれる時があります。

自分の支払金額がわからないときは、携帯電話会社ごとのサービスを利用して、料金を確認しましょう。

・ソフトバンク
My SoftBankから未払い料金の確認ができる

・docomo
My docomoから未払い料金の確認ができる

・au
My auから未払い料金の確認ができる

支払えないからと言ってそのまま放置するのではなく、まずは携帯電話会社に連絡をして対応をしてもらいましょう

2.回線休止を申請する

回線休止という制度をご存じでしょうか?これは海外に行く人などが長期間利用しない場合に利用する制度です。

こちらの制度を利用すれば、電話番号やメールアドレスをそのままに回線の休止が可能です。

こちらは、携帯電話会社ごとに料金が違うので注意しましょう。

・ソフトバンク
電話番号とメールアドレスを保管 429円

・docomo
電話番号保管月額420円
事務手数料1050円
メールアドレス保管月額105円

・au
契約事務手数料:2,200円(税込)
月額使用料(情報保管料):409円(税込)

給料が少なく、「今月は携帯電話の支払いができない」と判断したときには、この制度を利用していきましょう。

3.料金プランを見直す

毎月携帯電話の料金が支払えない場合は、そもそもの料金プランの見直しが必要です。
携帯電話は月々支払う必要がある「固定費」です。

固定費を削減することで、毎月の支払額がぐっと減り家計も楽になります。
最近は「povo」や「ahamo」といったキャリア契約でも、格安に使える料金プランが登場しています。

povoやahamoはネットからしか契約ができないデメリットはありますが、使用できるギガ数が大幅に増え、従来のキャリアプランの半額以下になるケースがほとんどです。

キャリア形態を使用している方は、povoやahamoに乗り換えることをおすすめします。

また格安SIMを使えば月々1000円以下に料金を抑えることも可能です。毎月の支払いに困っている方は、料金プランの見直しをおすすめします。

4.不用品などを売りお金を作る

料金の支払期限を延長したり、料金プランを見直しても、最終的にお金を払うことには変わりがありません。

「どうしてもお金がない」という方は、不用品の売却をおすすめします。

不用品の売却をおすすめする理由は以下の3つです。

  • 1.すぐにお金になる
  • 2.まとまったお金が手に入る
  • 3.家の整理ができる

一つ目は「すぐにお金になる」事です。

リサイクルショップなどの店舗で売却をすると、その場ですぐにお金が手に入りますし、メルカリやヤフオクなどのフリマアプリを利用しても、比較的早めにお金が手に入ります。

特にメルカリは商品を出品したり、販売の手間はかかりますが、実店舗に売却するよりも高額に商品を売ることが可能です。

時間的余裕があり、少しでも高値で売却したいときは、メルカリを利用しましょう。

不用品の売却は支払いが迫っているときに、すぐにお金が手に入るのは大きな魅力といえるでしょう。

2つ目はまとまったお金が手に入ることです。

不用品を多く売却すれば、数万円、数十万円といった、まとまったお金が手に入ります。

特にメルカリを利用すると、使いかけのメイク道具やゲーム機の箱など、リサイクルショップでは
売れない商品も売却が可能です。

高額な貴金属がなくても、まとまったお金が手に入るので、携帯電話料金の支払いに困ったら、不用品売却を行っていきましょう。

3つ目は家の整理ができることです。

不用品の整理はなかなかできない家庭も多いと思います。こういった機会にまとめて売却することで、家の整理もでき一石二鳥です。

家の不用品を一気に売却して、まとまったお金を手に入れましょう。

携帯料金未払いでも冷静に対応しよう

携帯料金が未払いでも、焦らず冷静に行動をしましょう。一番してはいけない行動は「支払わずに無視」をすること。

携帯電話会社は未払いを絶対に許してはくれません。財産の差し押さえや¥社会的信用が失われる前に、必ず携帯料金を支払いましょう。

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