二人暮らしで上手に貯金するには? 世代別の平均貯金額やおすすめの貯金方法を紹介

 二人暮らしをしていく上では将来のことを見据えて上手に貯金する必要があります。しかし、実際に貯金をしようとしても十分な方法などを考えていないと貯金ができないことも少なくないので貯金方法などについては二人の間で十分に話すことが大切です。

 貯金自体は二人暮らしであるのであれば二人で共同で貯金をする場合もあれば、それぞれが独自の方法で貯金すること方法もあります。どちらの方法を選ぶにしても目標金額を設定していなければどちらかの負担額が多くなってしまうことも考えられます。

 そういった事態が起きることを防ぐためにも貯金についての知識を持っておくことは重要と言えるでしょう。

 では、どの様にして貯金をするのが将来的には有効なのかについて迷ってしまうことも多いと思います。そこで今回は二人暮らしで上手に貯金するためのおすすめの貯金方法や世代別の平均貯金額について紹介していきます。

目次

世代別の平均貯金額について

 世代別の平均貯金額については男性・女性でも異なってくる他、同棲し始めてからの機関などによっても異なってくるので、平均貯金額よりも自分自身の貯金額が少なくても大きな問題ではないのであくまで参考程度に考えることが重要です。では、世代別の平均貯金額について見ていきましょう。

 これから紹介するのは全て独身での場合の年齢別平均貯金額です。20歳代・106万円、30歳代・359万円、40歳代・564万円、50歳代・926万円、60歳代1335万円となっています。年齢が高くなるほ平均貯金額は大きくなる傾向にありますが、あくまで平均値なのでこれより少なくても問題ではありません。

 平均値なのでこれよりも遥かに貯金額が大きい人もいればこれよりも低い人もいます。例えば貯金額が1万円の人と100万円の人がいれば平均貯金額は50.5万円になるため平均貯金額は低い人から見れば遥かに大きな金額なるのです。こういったことから無理のない範囲での貯金をすることが重要です。

なぜ貯金をしなければならないのか

  実際には貯金をしなくても生活をしていくこと自体は可能です。しかし、貯金がなけれ体調を崩した際や思わぬ費用が発生した際などには借金などをして支払いに当てることになります。借金をするということはそれだけ利息を支払う必要があるのでもったいないとも言えるでしょう。

 基本的には貯金をしたくないと考える人も少なくありませんが、それでも入院などをした際のことを考えて毎月の生活費の2か月から3ヶ月分は貯金をしておくことをおすすめします。しかし、共働きであれば念のためにしておく貯金額自体はもっと少なくすること可能です。

 また、これ以外にも自分自身のライフプランに合わせて貯金をすることが必要になることもあります。ライフプランとはその名前の通り自分自身の人生における予定を立てることであって、全てをライフプラン通りにする必要はありませんが、一つの指針として設定することによって様々なことを見通せるようになるでしょう。

 例えば、二人暮らしの場合であれば何歳でプロポーズをして結婚をして、何歳に子供を授かって・子供自体も何人欲しいかによっても将来的にかかる費用が変わってきます。子供がたくさん欲しいのであればそれだけ必要な金額も大きくなる他、子供を作らない選択肢もあります。

 自分自身のライフプランがどういった設定であるかによって、パートナーと相談しながら目指す貯金額を設定することによって、これからの生活が変わってくるので十分な話し合いを行ってください。ライフプラン自体は何度でも変更することが可能なので難しく考えることはありません。

おすすめの貯金方法について

 おすすめの貯金方法についてはいくつかありますが、貯金方法にはそれぞれメリットとデメリットが存在しているので自分自身があっていると感じたものを続けることが長く貯金を続ける上では重要になります。また、貯金方法自体は全て実行する必要はなく、1つだけに集中するのも複数を並行して行うもの選択肢としてはありです。

 また、二人暮らしの場合には共同で金額を設定して行う方が後になって貯金額の不平等が発生しにくいので二人が同じ金額を貯金したい場合にはそれぞれが確認できるようにしておくことによって、未然にトラブルを防ぐことが可能です。

 しかし、二人が同じ金額を貯金する必要はなくそれぞれが独立して貯金をする場合には共同で金額を設定する必要はなく、あくまでそれぞれが個人的に貯金を行っている認識を持つようにしてください。

給料日に決まった金額を貯金する

 給料日に決まった金額を貯金する方法が最も簡単で貯金しやすい方法と言えます。これは単純に給料日に毎月1万円貯金すると決めているのであれば1万円を貯金するだけです。月末に残っている金額を貯金する方法にしてしまうと案外持っているお金を全て使ってしまうのでそうならないように最初に貯金することにします。

 この方法の注意点としては給料が振り込まれる口座以外の口座に貯金をすることによって、使ってよいお金を貯金を区別することが出来るようになるので、お金が溜まっていく様子が通帳などで確認できるのでモチベーション維持にも繋がると言えるでしょう。

 また、工夫としては口座以外のも貯金箱などに貯金する方法や封筒などに入れて管理する方法などがあり、口座にあると使ってしまうなどの場合にはこういった工夫をするだけで溜まるようになることもあります。

 二人暮らしでそれぞれが共同で貯金する場合には共同口座を作る方法もありますが、これは必然的に口座がどちらかの名義になってしまうので、混同することが怖いのであれば二人が確認できる場所に通帳を保管するなどの工夫が必要です。

余った硬貨を貯金する

 毎日の生活をしていく中でお釣りなどで硬貨をもらうことになります。その硬貨を毎日貯金箱などに貯金することによって少しずつではありますが、貯金額を増やすことが可能です。

 しかし、この方法では大量のお金を貯金するのに向いていないので溜まったら旅行に行く、溜まったら車を購入する際の頭金にするなどの使用方法には向いている貯金方法と言えるでしょう。

 また、この方法ではそれぞれがどのくらい貯金したかがわからなくなるため不明瞭な貯金をしたくないのであれば向いていません。あくまでも二人が明確に金額がわからなくても問題ない場合には使用してください。

まとめ

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 将来のことを見据えて貯金をすることは非常に重要であると言えますが、注意しなければならないのは無理をして貯金を行ってしまうと生活破綻に繋がってしまうこともあるので無理のない範囲での貯金を心がけてください。

 また、二人でした貯金をどちらかが使い込んでしまえば関係性が壊れてしまうこともあるので貯金を使用するのであればキチンと相談してから使うようにしてください。

 貯金方法はここで紹介した物以外にもたくさん存在しているので、自分自身がやりやすい貯金方法や無理のない範囲で貯金が溜まりやすい方法などを見つけることが将来的にも余裕ができることに繋がります。二人でしっかりと話あってどのような方法でどれくらいの金額を目標金額にするのかを明確にすることをおすすめします。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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