二人暮らしのカップルの生活費の平均と内訳は？おすすめの見直し方法を解説

　二人暮らしのカップルでは様々なことにお金が必要になってきます。生活費と一口に言っても例えば食費や光熱費などだけでなく家賃や日用品費なども必要になってきます。

　では、二人暮らしのカップルではどれくらいの生活費が必要になるのでしょうか？
今回は二人暮らしカップルの生活費の平均と内訳について解説のほかにおすすめの見直し方法についても紹介していきます。

二人暮らしのカップルの生活の平均と内訳は？

　二人暮らしのカップルの生活費をそれぞれの項目で確認していきます。

　食費約65,000円、住居費約65,000円、水道・光熱費約20,000円、日用品約10,000円、保険・医療費約10,000円、被服費10,000円、交通費・通信費約40,000円、その他費用約40,000円が一般的に平均とされています。

　それぞれの金額を合計すると約260,000円となります。一方で住居費などは地域差が大きいので二人暮らしのカップルの生活費の平均は約260,000円前後から約300,000円ほどです。

　しかし、ここで注意しなければいけないのは、住居費もそうですが物価が地域ごとによって異なるので必ずこの金額がなければ二人暮らしが出来ない訳ではありません。

　地域によってはこれよりも少ない金額で二人暮らしをしている場合もある他、これ以上の金額が最低限必要になる場合もあります。

　これから二人暮らしをしようと考えているカップルの場合であればそれぞれの収入と地域ごとの平均的な家賃や物価などについても考慮して決めることがオススメです。

　生活費の見直しをして少しでも少ない金額で生活していくための方法について紹介

　二人暮らしをしていても生活費でお金が全てなくなってしまっていては遊びに行ったりすることが困難になってしまう他にも、病気や事故などで入院することになった際にも支払いが難しくなってしまう可能性もあります。

　そういったリスクを回避するためにも普段の生活から少しずつ工夫を行って貯金などをしていくことによって、緊急時の支払いなどにも対応することが可能です。

　また、将来的には結婚や出産などを視野に入れている場合には早い段階から生活費の見直しと共に貯金をすることによって、ライフプランなどが立てやすくなり、様々な選択肢が生まれることになります。

　では、実際にどのようにして生活費の見直しを行っていけば良いかがわからない人も多いと思います。そこで今回はオススメの生活費の見直し方について紹介していきます。

生活費を見直す際の注意点について

生活費の見直し方について先に注意点について説明していきます。生活費の見直しを行う際の注意点とは決して限界を超えて無理をした生活費の見直しを行わないことです。

　これは無理をして生活費の見直しを行っても反動で最終的には必要なお金が多くなってしまうことがある他にも、せっかくカップルで二人暮らしをしているにも関わらず険悪な雰囲気になってしまうことを防ぐ目的があります。

　無理をした反動の例を挙げるとすれば食費を減らすために食事の回数を減らすことや、十分な量の食事をしないようになると病気のリスクが高まり、病気になってしまえば最終的には医療費が大きくなってしまうことなどが挙げられます。

　こういった事態を避けるために生活費の見直しは自分たちが無理をしない範囲で行う必要があり、どれくらいが無理をしているかのラインについてはカップル間で十分な話し合いが必要です。

　そういったことを踏まえた上で生活費の見直し方法についていくつか紹介していきます。

食費の見直し方法について

食費の見直し方法については非常にシンプルです。普段から外食やフードデリバリーをメインで利用している場合には外食やフードデリバリーの頻度を半分にして自炊をするだけでも大きく食費は軽減することが可能です。

　また、自炊に関しては単純に食費を減らすだけでなく食事内容に気を付けるようにすれば健康面でもプラス効果が出るので結果として医療費などの見直しなどにも効果が発生します。

　しかし、カップルが共働きの場合などには毎日自炊をするのが難しいこともあるため無理に毎日自炊するのではなく外食やフードデリバリーなどを利用することも問題ありません。

　少しずつ外食やフードデリバリーの頻度を減らしながら自炊する頻度を増やしていくことが大切です。

　住居費の見直し方法について

住居費は最初に物件を決める際にどのような物件を選択するかによって、それからの生活としてどれくらいの住居費が毎月必要になってくるかが異なってきます。

　住居を決める際にはどのような条件を優先するかを決定する必要があり、これは例えば駅からの距離を重視するのかそれとも住居の設備を重視するのかなどが挙げられます。

　他にもセキュリティ面での配慮も必要になります。築年数が古い物件などではセキュリティ面が十分な対策がされていないこともあるので、セキュリティ面を重視したいのであれば比較的新しい物件を選んでください。

　既にカップルで二人暮らしを始めている場合には引越しをする必要がでてきます。ここで注意しなければならないのは、実際に住居費が安くなっても引越し費用を合算して考慮した際の金額を考えなければなりません。

　引越し先の住居費が安くても引越し費用と合算して考えた場合に金額が大きくなりすぎるのであれば、引っ越しをせずにそのままの物件で住み続けた方が良いこともあります。

　様々な面から金額を考慮しながら物件は決定することが将来的に生活費を抑えるためには重要です。

通信費の見直し方法について

通信費は生活費の中でも比較的必要経費の部分が大きいですが、携帯電話のプランやキャリアなどを変更するだけでも通信費自体は大きく軽減することが出来ることがあります。

　

　固定電話を契約した場合などでもほとんどの連絡をスマホなどの携帯電話にて行っている場合には固定電話を解約するのも有効です。

　ここで注意しなければいけないのが二人暮らしをしている物件にWi－Fiが通っていない場合などでリモートワークを行う必要がある場合などには自分自身でWi－Fiの契約を行わなければいけなくなります。

　自分自身でWi－Fiの契約を行った場合にはその金額を支払う必要が生じるので通信費自体もさらに高くなってしまいます。

　そういった事態を避けるためにも二人暮らしの物件を探す際にはWi－Fiが完備されている物件を探して契約するのも方法の一つです。現代では通信費は必要額が増えてきている傾向があるのも特徴と言えます。

　まとめ

二人暮らしのカップルでは一人暮らしをしていたことより、総合的な必要な生活費が大きくなりますが、それぞれが一人暮らしをしていた際の生活費を足した場合には実際には二人暮らしをした方が生活費は抑えられることがほとんどです。

　結婚を前提とした同棲であるのならば、将来の結婚や出産に備えて貯金などをしておく必要があるので、カップルで話し合って生活費の決定や毎月どれくらい貯金するかについても最初に決めておくことが大切です。

　先述しましたが生活費を見直す際に最も大切なことは無理をしないことです。無理をして生活費をギリギリまで節約して生活していても精神的にも体力的にも疲労が溜まってしまいます。

　二人暮らしは本来楽しいものなのにも関わらず、疲労が慢性的に溜まってしまうと喧嘩などの原因になってしまうことも珍しくありません。あくまで無理のない範囲で生活費の見直しは行うようにしてください。