大雨で避難するときにあったほうがいい持ち物リスト

突然、お住まいの地域が地震や台風などの大災害に見舞われたら、どうすればいいのか、今からすぐに行動できますか?
今すぐに聞かれてどうしたらいいのかわからない場合は、もしもの災害に備えてのしっかりとした準備が必要でしょう。
突然の災害の発生にも慌てずにスムーズに対応できるように、普段から災害を意識し、正しい防災に関する知識を身に着けてください。
今回は、台風や集中豪雨などの大雨を伴う災害時に、慌てずに準備ができるように大雨で避難するときにあったほうがいい持ち物をリスト化してご紹介していきます。

目次

大雨での避難時は最小限の荷物で!

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台風などの大雨で心配されるのが、河川の氾濫や浸水です。
水害は日本全国各地で発生する恐れがあるため、いつ災害が起こってもすぐに逃げる準備ができるようにしておくべきでしょう。
避難する事態が発生したときでも、必要最低限の荷物を持って安全が確認できたらすぐに逃げられるようにしておきましょう。

全ての荷物が入る防災用のリュック

こちらでご紹介する全ての持ち物が入る防災用のリュックが必要です。
もちろん、荷物を詰めすぎたり、大きすぎたりするようなリュックは使えません。
普段使っているリュックが慣れていますが、すぐに逃げるためにも防災用のリュックを用意し、どのくらいの荷物になるのか、実際に背負ってみて重すぎないか、大きすぎないか、などをよく確認しておくようにしましょう。

生きるために重要な飲料

生きるために必要な飲み物は水です。
水は水でも水道水ではなく、保存期間が設定されているきれいな「飲料水」を用意してください。
また、「給水袋」を用意しておくと、避難所でも生活用水などを入手して一時保管し、少しずつ使うことができます。

どこでも食べられる食料品

自宅内や避難所などですぐに食べられる食料品も大切です。
主に缶詰やビスケットなど、防災用やアウトドア用に販売されていて、調理なしで食べられるものがおすすめです。
3日間分あれば十分ですが、荷物が多くなってしまうので、持ち運ぶ量にはご注意ください。

貴重品

災害時はクレジットカードなどが使えなくなってしまうことがあります。
そのため、小銭などを含めた現金が必要です。
また、災害後の復旧に備えて、預金通帳や印鑑などもまとめて保管し持ち運ぶようにしてください。
健康保険証や運転免許証は財布と一緒に持ち運んでいるなら問題ありませんが、別の場所に保管している場合は忘れずに持っていってください。

大雨時でも役立つ重要な持ち物とは?

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大雨などの災害時は、アウトドアのような楽しさや余裕などはありませんが、サバイバルに慣れている方ならパニックにならずに慎重に行動できるでしょう。
大雨時でも役立つ重要な持ち物についてもこちらで整理しました。

調理用具

・缶切りや多機能ナイフ
なくても問題ありませんが、あると便利です。

・簡易食器類や紙製の皿・コップ
食べ物を口にするため、清潔なものでなければなりません。
洗って何度も使えることが前提ですが、コンパクトにまとめられる道具がおすすめです。

・ラップやアルミホイル
調理の時にも食事の時にも使えます。

清潔品・衛生用品

災害時は避難所でも水が使えない恐れがあります。
不衛生な状態が続くとすぐに体調を崩し、病気になってしまいますので、衛生用品を準備して体や周辺環境を清潔に保つようにしてください。
・歯ブラシや歯磨き粉
・ウェットティッシュ
・アルコール消毒液
・トイレットペーパー
・石鹸

生活用品

生活用品は数え上げればきりがありません。
荷物が重くならないように厳選して持ち運ぶようにしてください。
特にスマホやラジオなどは正確な情報収集には欠かせません。
敷物はタオルなどで代用しても問題ありません。
・携帯電話やスマホ
・充電器やバッテリーや乾電池
・携帯ラジオ
・懐中電灯
・敷物

衣類

衣類は毎日同じものになってしまいますが、下着などは清潔にするためにも毎日洗うようにしてください。
・衣類
・下着類
・タオル

その他必要と思われる持ち物

持ちにも個人の好みや差が出ます。
量が多くなったり、必要がなかったりするものがありますので、各個人で調整してください。
こちらでは、その他必要だと思われる持ち物もリスト化しておきます。
・常備薬
・コンタクト洗浄液
・軍手
・筆記用具
・ポリ袋
・眼鏡や老眼鏡

女性・小さいお子さん・高齢者が必要な持ち物も要確認!

災害時に備えて、必要な持ち物をリスト化する理由は、各個人によって持ち運ぶもの、必要なものが少しずつ異なるからです。
一度もやったことがない場合は、少し時間を取って確認してみてください。
これはいらない、こちらは必要、といった取捨選択を自分で行い、必要なものだけをリストにし、普段から常備しておくと安心です。
もちろん、入れ替えなどが必要になることがありますので、一年に一度は荷物の状態を見直し、古くなって使えなくなっていたら、入れ替えや交換を行ってください。
こちらでは、女性・小さいお子さん・高齢者などが必要とする持ち物についてご紹介していきます。

女性だけが必要な持ち物

男性にはあまりわからず、ピンとこないことがありますが、女性だけに必要な持ち物もありますのでリスト化してください。
・生理用品
・化粧品
・防犯ブザー

赤ちゃんや小さなお子さんが必要な持ち物

小さなお子さんでも生まれて間もない赤ちゃんなどがいる場合は、自分で準備できないので、お父さんやお母さんがしっかりと準備して、災害に備えるようにしてください。
・ミルクや離乳食と哺乳瓶
・紙おむつ
・洗浄綿やお尻ふき
・抱っこ紐

高齢者が必要な持ち物

お年寄りにしかその必要性がわからない持ち物もたくさんあります。
もしご家族の中に高齢者が含まれている場合は、下記にご紹介する持ち物もしっかりと準備しておいてください。
持病のある方や介護が必要な方もいらっしゃいますので、必要最低限の配慮が必要となるでしょう。
・杖
・入れ歯用の洗浄剤
・大人用の紙おむつ
・老眼鏡や補聴器
・持病の薬や常備薬など

コロナなどの感染症対策も忘れずに!

大雨の被害とは直接関係ない場合もありますが、新型コロナウイルスの感染にはご注意ください。
避難所にはたくさんの人が集まるため、感染症になる確率も高くなります。
避難所やトイレは、不特定多数の方が使用していますので、空気が悪くなり、感染症になる確率も上がります。避難先に衛生用品が用意されていない場合もありますので、事前に準備しなければならないでしょう。
コロナウイルス対策に限らず、感染症全般に対応するための持ち物もリストにしてご紹介しておきます。
・マスク
・アルコール消毒液
・体温計
・ゴミ袋
などです。

まとめ:災害用の防災セットを中心に各個人が必要なものだけをピックアップしリスト化

こちらでご紹介した大雨時に持っていくべき防災グッズですが、全て持っていくとなると、荷物が重くなってしまいますので、必要最低限に留めるべきです。
全て持ち出す必要はありません。何か代用できるものがあれば、それで十分です。
また、簡潔にリスト化することで、漏れがなくなり、いらないものを持っていくような失敗もしなくなります。

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