生命保険はいつから必要?加入率や加入のタイミングまで解説します

生命保険が初めての方もこれから検討する予定の方もいらっしゃいますが、お知り合いの保険の営業マンに勧められて若いうちにすでに保険に入ってしまっている人も多いようです。
しかし、必要のない保障が多かったり、高額の保険金になっていたりすることも多いので、もう一度生命保険について見直してみてください。
つまり、生命保険の加入は焦る必要はなく、加入すべきタイミングが来たら、じっくりと検討し無駄のない保障にするようにしましょう。
今回は、保険はいつから必要になるのか?気になる加入率や加入のタイミングなどについて解説していきます。
生命保険の加入率や加入のタイミングは、一般的な目安となっていますので、あくまでも参考情報として捉えるようにしてください。

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目次

どのくらいの人が生命保険に加入している?気になる加入率

生命保険は、人生や多くの人にとって、とても身近な存在でご家庭を持つ方なら8~9割近い人が加入しています。
多くの方が保険の加入を考える時期といえば、ライフイベントが変化した時です。
例えば、結婚や子供ができた時、家族構成が変わった時なども保険の見直しには最適な時期です。

加入率が8~9割以上もある生命保険

生命保険に加入している人やご家庭は、すでにたくさんいらっしゃいます。
生命保険に入らないという方のほうが少ないぐらいです。
保険や生命保険について知らない人は少なく、10代や20代では焦ってすぐに入る必要はありませんが、20代ですでに5割以上の方が加入しており、30代以降では、8~9割以上の方が生命保険や何らかの保険に加入しているというデータが公表されています。
※生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」より

「結婚」やライフイベントが保険を真剣に考える機会

最初に保険に加入するタイミングといえば、就職した時です。
だいたいが10代後半から20代前半でしょう。
その後は、結婚や子供が生まれた時です。30代前後が多いと考えられます。
さらに定年退職した時も、保険の見直しを行い、新たに保険に加入する重要な時期です。多くの保険は60歳や65歳で保障が切れるため、満期以降の老後の保障の見直しをする必要があるからです。
これらのタイミング以外にも生命保険を見直すタイミングはそれぞれにあるため、初めて加入した後も定期的に保険の見直しを行うようにしましょう。

お年寄りは加入率が低くなっている!

前項でもご説明したように、老後になって新たに保険に加入する場合は、入れる保険に制限が出てしまいます。
一度でも病気をすれば、一生保険料が免除になるタイプもありますし、新たに加入できなくなることもあります。
お年寄は、病気や入院、死亡のリスクが若い人よりも高くなっており、満期以降は自動的に保険が切り替わったり、葬儀費用や配偶者の生活費を保障したりするようなミニマムな保険へとニーズが変化しているからです。

30代前後が生命保険加入のよいタイミング!

30代から保険に加入する人は、8割以上です。
30代に入ると若い人もいろいろな経験をして、仕事で成功したり、結婚や出産したりする時期です。
ライフスタイルが変化し、考えられるリスクも増大するため、それに合わせた保障内容の保険でリスクをカバーしなければならないからです。

30代はライフイベントが多くリスクが大幅に増加する時期

結婚適齢期といえば、20代から30代にかけての時期で、この時期に結婚する男女が大幅に増えます。
結婚後もマイホームの購入や出産・育児などを迎えますので、お金がいくらあっても足りなくなります。
若いうちは給料も低めに設定されていますので、もしもの時のリスクに備えるためにも生命保険や医療保険、その他の損害保険などの加入を検討することがとても重要になっていきます。

若いうちに生命保険に加入すべき

若いうちに生命保険に加入すべき理由としては、保険料が安いということです。
年齢が上がると、病気や死亡するリスクも上昇しますが、若い人だと、健康で死ぬことは少なく、「予定死亡率」が低くなるため、契約時の年齢での保険料の支払いが継続できます。
生命保険は一度解約して入り直す場合は、新たに契約することになり、年齢が上がっていると保険料がアップする仕組みです。

収入は増えるが蓄えがないうちは保険でしっかりカバー

若い人は、その多くがまだ給与水準も低めで、貯蓄などの蓄えがありません。趣味に使うお金も必要ですし、結婚して子供ができたら、その分だけ多くのお金が必要です。お金を貯めるどころかどんどん支出が増えていきます。
万が一の入院や死亡、高度障害のリスクは、少ない貯蓄ではカバーできないので、安い保険料で大きな保障が得られる生命保険や損害保険に加入したほうが、しっかりとカバーできて安心できるということです。

生命保険見直しのタイミングも重要!

8割以上の方が保険に加入しているという世の中ですが、一度加入した生命保険も今どうなっているのか覚えていますか?
時代のニーズに合わせて新しい保険が登場していますので、必要な保障だけをオプションとして追加したり、新たに契約しなおしたり、いらない保険は解約したりするなど、生命保険の見直しもしっかり行いましょう。
ここでは、生命保険の見直しのタイミングについて解説していきます。

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結婚や妊娠・出産の時期

結婚すると自分自身はもちろんのこと、お相手のこともしっかりと考える必要があります。
生命保険や医療保険なども独身ではなく、夫婦で保障されるタイプに切り替える必要があるでしょう。
さらにお子さんを予定しているなら、事前に加入していないと保障されないものもありますので、妊娠前に加入することが重要です。
妊娠や出産でお子さんができる場合は、死亡保険金の金額をアップさせたり、教育費のことを考えて早めに学資保険などにも加入しておくべきでしょう。

マイホームの購入

マイホームを購入する時に住宅ローンを組むのであれば、多くが団体信用生命保険に加入しています。
同じような内容の保険に加入していないかどうかをチェックし、重複している保障があれば、解約して保険料を減らしましょう。

お子さんの就職や結婚などによる独立

子供が独立したら、お子さんに関する保障は不要となるため、解約しても問題ありません。
最低限の保障を得るだけでいいので、生命保険の契約も必要なものは残し、他はリストラしてください。
死亡保障もそれほど必要なくなります。

ご自身の退職や老後の時期

定年退職後の老後は、無駄な保障を整理する重要な時期です。
保険の見直しを行い、保障内容をスリムにし、年金生活に備えましょう。

まとめ

今回は、生命保険はいつから必要?加入率や加入のタイミングまで解説します
をテーマに生命保険の加入率の知識や加入のタイミング、さらに見直しのタイミングについてもポイントを絞って解説してきました。
一度加入した保険は、時間が経過すれば、今のライフスタイルや将来のライフプランに合わなくなってきていることが多いので、人生の節目節目で見直しを行うことが重要です。
若い人もお年寄も生命保険を考えるタイミングはいつでもあるということを知っておいてください。

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