おすすめの個人年金3選!種類・加入年齢・支払い方法などを徹底比較

将来の老後に備えて、公的年金制度ではカバーできないお金はご自身で用意しなければならなくなってきている時代です。
例えば、「老後2,000万円問題」です。
年を取って、夫婦で無職になれば、老後は毎月5.5万円の生活資金が不足するといわれています。
今はまだ若い方も想像できないかもしれませんが、老後の資金不足を解消は長期的な視野での貯蓄を実行する他にも、「個人年金保険」を利用した老後対策も有効であるということを知っておきましょう。
今回は「個人年金保険」の中でもおすすめランキングの上位に来る保険商品について、種類、加入年齢、支払い方法などをご紹介し、おすすめの「個人年金保険」を3つだけ厳選してご紹介します。
各「個人年金保険」の商品内容を正しく理解するためにも、主な特長の他、各保険会社・各保険商品の口コミや評判などもご紹介します。

目次

まずは知っておきたい「個人年金保険」のこと

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個人年金保険は、老後の生活資金を充実させるために任意で入る保険のことです。
しかし、環境の変化に対応できる個人年金保険のみが残るようになっており、この分野の保険の取り扱い数は絞られ、減少傾向にあります。
人気の個人年金保険は、受け取り年金をできるだけ増やす工夫が施されており、受取方法も多様です。
また、税制面での優遇もあります。

「個人年金保険」を検討する際に知っておくべきこと

個人年金保険は、老後資金を積み立てる保険です。
一定期間保険料を払い込んで積み立てていき、満期になれば、積み立てが終了し、年金形式で受取が可能です。
もちろん、一番のメリットは、預金よりも高い利率で貯蓄できるという点です。
元本割れのリスクも少なく、保険会社の破綻もあまり考えられないので魅力ある老後資金の準備方法の一つです。
節税効果も高く、保険料を払ってもある程度は返金されます。

「個人年金保険」のメリット・デメリット

個人年金保険は任意で加入するものです。
国民年金や厚生年金などの公的年金が充実しているなら、無理に加入する必要はありません。
検討前に個人年金保険のメリット・デメリットをしっかりと理解してください。

メリット

一番のメリットは、積み立てで老後資金を準備できることです。
利率も高く、銀行預金と同様に安全です。
さらに、支払った保険料は、年末調整や確定申告で控除対象となり、高い節税効果が得られます。

デメリット

老後に備えて長期間積み立てることが原則です。
そのため、年金として受け取る時期が60歳以降になっています。
60歳以前に受け取りたいと思っても、中途解約扱いになってしまいます。
個人年金保険は、中途解約すると「元本割れ」することが多いので、将来も計画的に支払いがずっと継続できるかどうかよく検討したうえで加入してください。

「個人年金保険」の選び方ポイント

個人年金保険以外にも老後資金を用意するには、iDeCoやつみたてNISAなどがあります。
あえて、個人年金保険を選ぶ場合は、いくつかのポイントを押さえておきましょう。

満期時にできる限り返戻率の高い商品を選ぶこと

個人年金保険は、保障内容にあまり差がありません。
やはり、貯蓄目的ですので返戻率の高さを重視して選んでください。
長期でみると、同じ保険料を払っても数十万円の差が生まれることがあります。

若いうちに加入すること

加入時の年齢が上がると、返戻率が下がっていきます。
年を取ると積立期間が短くなり、保険料が上がるうえに、返戻率が下がってしまいます。
加入の時期が遅れると、戻るお金が減ってしまうのでご注意ください。

受取方法に注意すること

個人年金の基本的な受取方法も知っておいてください。
受給期間が決まっていて確実に受け取れる確定年金、一定期間生存しているなら受け取れる有期年金、生涯年金を受け取れる終身年金、夫婦で受け取る夫婦年金などがあります。
終身年金は、早く亡くなると元が取れなくなる恐れがありますのでご注意ください。

将来の不安にしっかり備えるなら「みらいのカタチ年金保険(日本生命)」

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20〜30代の加入で返戻率が高くなる点が高く評価されています。
3大疾病などにかかると保険料が免除されます。

「みらいのカタチ年金保険」の主な特長(種類、加入年齢、支払い方法等)

貯蓄性を重視するなら若い20〜30代のときに加入すると、返戻率が高くなる「みらいのカタチ年金保険」がおすすめです。
「保険料払込免除特約」をつければ、要介護・障がい状態、3大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)にかかっても保険料が免除されますので安心です。
しかし、50代以降に加入すると、返戻率が低めになっていますので、iDeCoやつみたてNISAなどで資産運用をしたほうが老後資金を残すことができます。
受取方法は、5年・10年・15年の確定型、終身型なら10年保証期間です。
年金開始時に再度年金の種類を変更できます。
更新すると保険料がアップしますのでご注意ください。

「みらいのカタチ年金保険」の口コミ・評判によるメリット・デメリット

返戻率が高くて安心できる
返戻率が高く保障もしっかりしているのでこの保険に決めました。保険料払込免除もあるので、子供がまだ小さい私には負担が少なくとても良いです。低いリスクで資産を運用することができるので安心できます。

https://woman.excite.co.jp/hoken/consult-service/1375

節税効果もあるので嬉しい
死亡時の保障だけではなく、税制適格特約もつけたので生命保険料控除も利用できて助かっています。節税効果もあり返戻率も上がるなんてとても満足できる保険です。

https://woman.excite.co.jp/hoken/consult-service/1375

営業がしつこいという声がある
日本生命の加入者や窓口で相談した人の口コミを見ると、営業がしつこいという声がいくつか見られます。
保険会社の営業職員に課せられるノルマは厳しいとこも多いため、多くの保険会社では熱心に営業成果を上げようと頑張る営業マンが多いのです。

https://fisco.jp/media/nissay-about/#index_id5

全年齢層で高い人気を誇る「たのしみワンダフル(住友生命)」

全体的に返戻率が高く、加入している年齢層にも偏りがないので、いつでも加入できる個人年金保険です。

「たのしみワンダフル」の主な特長(種類、加入年齢、支払い方法等)

この個人年金保険は、契約可能年齢が75歳までと幅広い点が大きな特長です。
受取期間は、5年・10年・15年の確定型です。
据置期間を設定することができ、払込期間が満了した後も年金の受取額を増やすことが可能です。
月額保険料が1万5千円以上で「たのしみランク」という割引制度が適用されます。
20代で加入しても、40代で加入してもそこそこの返戻率があることから、どの年齢で加入してもあまりデメリットを感じることがありません。
そのため、人気ランキングでも上位に入っています。

「たのしみワンダフル」の口コミ・評判によるメリット・デメリット

笹掻きさん 投稿日:2018.05.21
4.00
貯蓄性をさらに高める方法が豊富にあります。
良い点は、貯蓄性の良さです。40歳で契約しましたが、予定では返戻率は105パーセントほどに達します。他と比較しても高めで損はない印象です。
また担当者から勧められた更に返戻率を高める方法ですが、年金受け取り時期を5年遅らせると3パーセントほど上昇するという事でした。自分の場合満期が来てすぐに年金をもらわなくても余裕がある事から、これを選択しました。融通の利いた提案をしてくれた担当者に感謝しています。
注意点は、障害時の保険料払い込み免除が特約扱いで、加えると返戻率が低下する点です。慎重な判断が必要です。

https://minhyo.jp/sumitomo-seimei/tags/tanoshimiwonderful

へいでんさん 投稿日:2018.04.15
1.00
長期間にわたって資金を預けるには、高すぎます。
銀行預金の金利よりずっと高い利率で運用され、かつ契約後一定期間(おおむね5~6年程度)を経れば元本割れしないことが魅力で加入しました。60歳になるまでは掛け金を年金を受け取れない特徴がありますが、これは年金である性質上仕方ないと思っています。
ただ、長期間にわたって資金を預ける割に、利率は高くなく、手数料が極めて高いというデメリットがあることを、契約後数年してから気付きました。5~6年が経てば元本割れしないといっても、その期間に投資信託など別の方法で運用できるはず。しかも投資信託の方が期待できる収益が高いようで、時間を損した思いです。

https://minhyo.jp/sumitomo-seimei/tags/tanoshimiwonderful

全年齢層で返戻率が高めの「しあわせ物語(第一生命)」

返戻率が高く、加入できる年齢も幅広いためいつでも加入できます。
返戻率が高いのは、20〜40代です。

「しあわせ物語」の主な特長(種類、加入年齢、支払い方法等)

この商品は、確定型で5年・10年・15年から受取期間を選択できます。
加入可能年齢は、80歳までと年を取ってからでも加入可能です。
医師の診査や告知が不要で加入しやすく、生前贈与などでも活用されています。
20代で加入すると返戻率が最もよくなりますし、29歳以下なら月額3,000円から加入可能です。

「しあわせ物語」の口コミ・評判によるメリット・デメリット

契約時に年金額が決まるので安心
しあわせ物語は、契約する際に年金額が決まってその金額に向けて貯金する感じなので金額が明確化されているのでは安心です。契約の際担当してくれた方も質問などに親切に答えてくれて信頼できました。

https://woman.excite.co.jp/hoken/consult-service/1383

節税できる嬉しい保険です
所得税や住民税の個人年金保険料控除を受けることができる特約をつけたので、節税対策にもなって嬉しかったです。告知もしなくて良いので加入手続きが簡単なのも嬉しいポイントの1つでした。

https://woman.excite.co.jp/hoken/consult-service/1383

Spicaさん レギュラー会員 投稿日:2021.11.21
1.00
あきれました
家族が亡くなり、保険金の請求手続きをしました。他社でお世話になったときは電話と郵送で済んだのですが、同社は社員が来られて提出書類や経緯を確認されるとのこと。そういう規則で慎重に対応されているのだと思います。
来られたのは二人で、研修中らしいAさんから名刺をもらい、もう一人(Bさん)は横に座りました。Aさんは手続の説明はほぼできず、契約者の情報も覚えていないようで、隣を見ては首を傾げるばかりでした。結局Bさんが説明と書類確認をし、帰られた後はAさんの香水のにおいが充満、粗品のビニールには口紅がついていました。
後日、Aさんから手続きが終了したと電話があり、「保険金は追って振り込まれるんですね」と尋ねると「そうだと思います」と言われました。
契約終了時とはいえ、一連の対応に自分は決して利用するまいと思いました。

https://minhyo.jp/daiichi-seimei

まとめ:人気ランキングを元に選ぶおすすめの「個人年金保険」

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老後資金の準備に利用できる「個人年金保険」は、各社の保険商品にそれほどの差がありません。
ポイントは、返戻率、加入時期、受取方法です。
人気ランキングを元に安定した返戻率を誇る「個人年金保険」を選んでください。

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