バイナンスコイン(BNB)ってなに?特徴や今後の将来性などをやさしく解説

今回は海外大手の仮想通貨取引所Binanceが独自に作成した仮想通貨「バイナンスコイン(BNB)」についてです。仮想通貨の時価総額ランキングでも全体の4位と高い地位があるため人気の通貨になります。この仮想通貨は他の通貨と異なった特徴があり、通貨を保有することでのメリット・デメリット、そして今後の将来性について解説していきます。仮想通貨初心者にもわかりやすく解説していますので参考にしてください。

目次

バイナンスコイン(BNB)特徴

BNBは海外大手の仮想通貨取引所であるBinanceによって独自に作成された通貨です。発行枚数は2億枚と制限されており、取引所の基軸通貨として使用を目的した通貨です。両替機能や定期的バーンがあるなどの特徴があるため解説していきます。

両替機能がある

BNBは保有している少額の仮想通貨を他の通貨に両替できます。何度も取引を繰り返していると、少額の通貨が残ることが多いです。そのような時は残った通貨をまとめてBNBにすることで、残った端数の通貨を活かすことができます。BTCの場合は1日1回のみ「0.001BTC以下」に相当する通貨に両替することが可能です。少しだけ残った通貨の使い道がない人は残った通貨を置いておくよりは、BNBに両替することで使い道の選択肢が増えるのと取引手数料も安いのでお得なのでおすすめでしょう。

定期的にバーン(焼却)がある

Binanceは四半期ごとにバーンを実施しているのが特徴です。バーンとは焼却という意味を持つのでBNBを一部処分をしていることになります。発行上限枚数は2億枚と決まっていますが、一定量をバーンすることで通貨枚数は減少して価値は上がっていくでしょう。Binanceは最終的には上限枚数2億枚から1億枚まで減らすように取り組んでいます。年を重ねる度に枚数が変っていくので通貨価値は上昇していくことが大いに期待できる通貨になるでしょう。

保有するメリット

 両替機能があり、定期的にバーンがあるので価値がある通貨という特徴です。BNBを保有することで手数料の割引や流通がコントロールされているから安心できるメリットがあります。

手数料が割引される

Binanceの取引手数料は、0.1%と一律で他の取引所と比較しても安いです。バイナンス取引所は独自で作成した仮想通貨であるBNBを使用して、取引手数料を支払うと手数料が割引されます。取引所で基軸通貨として使用することで、手数料が安く抑えられるのは無駄なコストが削減できるので初心者にもおすすめできます。ただ、1年目は割引が50%ですが年を重ねるごとに割引率が下がっていくので注意する必要があるでしょう。割引率は下がっていくのはデメリットなのかもしれませんが、元々の手数料が他の取引所と比較しても割安なので安心して利用できます。

1年目:50%

2年目:25%

3年目:12.5%

4年目:6.75%

5年目:0%

流通がコントロールされている

BNBは四半期ごとに定期的にバーンが行われています。バーンを行うことで通貨の流通量を減少するので価値が安定するでしょう。通貨の流通量が増えてしまうとハイパーインフレになって通貨の価値は減少してしまいます。そのため、Binanceが定期的にバーンを行うことで通貨の流通量が減少して、希少性が高まり通貨価値がますます上昇する可能性が高いです。Binanceが流通量をコントロールすることでBNBの価値も変動するのでBNBを持ちたい方はBinanceの動きにも注意すること必要となってきます。通貨量が減少していくので、保有したい人は早めに獲得することで、将来的に通貨価値の上昇で恩恵を受けることができるでしょう。

投票券がある

Binanceでは新規上場させる仮想通貨をユーザーの人気投票で決めることがあります。投票にはBNBが必要です。投票券があると自分のお気に入りの通貨に投票できることや、通貨トレンドを把握することができるでしょう。自分が保有している通貨が人気が出て、上場した場合通貨の価値が大幅に上昇する可能性もあるため、資産も増える期待ができます。また、今がどの通貨が人気があるのか把握でき、今後上昇する通貨も分析できるため仮想通貨初心者だけではなく仮想通貨する人にはメリットなるのでチェックすることがおすすめです。ただ、詐欺コインが稀に存在するので注意は必要になります。

デメリット

BNBはBinance取引所で利用することで手数料の割引や流通がコントロールされるので安定していることがメリットでした。ただ、BNBは国内取引所では取引できないことや他の取引所では優遇はないことなどデメリットも存在しますので解説していきます。

国内では取引できない

BNBは国内取引所では取引はできないです。また、Binanceは海外の取引所なので、日本円は対応しておらず、日本円を直接入金して仮想通貨を購入することはできません。BNBを保有するにはBTCなどの仮想通貨を国内の取引所で獲得してからBinanceに送金する必要があります。Binance取引所で取引を行う際には日本で仮想通貨を購入してBinance取引所に送金しないといけないので送金する手間や手数料が発生してしまうので利用することはおすすめできません。また、Binanceは日本の金融庁からネットの取引に関して警告を受けており、警告後はBinanceは日本語のサービス停止しています。日本語のサービスは停止していますがBinance自体のサービスは利用が可能です。今後も日本の金融庁から警告を受けると日本人向けにサービスが取引も停止する可能性も十分にありますため、BNBの価値も下がる可能性があるので仮想通貨初心者は十分に注意する必要があるでしょう。

他の取引所での優遇はない

BNBは取引所の基軸通貨として使用することが目的とされている仮想通貨です。他の取引所ではBNBを扱っている所は少なく、他の取引所では手数料割引の優遇されないのはデメリットと言えるでしょう。ただ、取引所で取引を行う人にとっては割引手数料の優遇を受けることができるので、デメリットとは言えなくなるでしょう。仮想通貨初心者はBNBはBinance取引所でしか使用しないことにすれば手数料の優遇を受け続けられるので問題ないでしょう。

今後の将来性

日本国内の取引所では取引ができなく、他の取引所では優遇がないというデメリットがあります。今後はBNBの価値が上がる可能性やBinance事業が拡大するなど将来性がある通貨です。

価値があがる可能性

Binanceは既に上限枚数の2億枚を発行済みですが、四半期に一度、一定量のBNBを減らしているため価値は今後も上がっていくでしょう。また、保有しているコインがバーンされるのではないかと考える人もいるかもしれませんが、バーンされるのはBinanceが保有しているコインのみなので安心して保有し続けることができます。

バイナンスの事業

BNBはBinanceが基軸通貨として作成した仮想通貨です。そのためBinanceの事業に問題や経営不振になればBNBも安定しないことになります。Binanceは仮想通貨専用のショッピングモールと業務提携など積極的に事業を拡大しているので今後の企業活動にますます期待ができるのでBNBも上昇する可能性は大いにあるでしょう。

まとめ

バイナンスコイン(BNB)は海外大手取引所Binanceによって独自に作成された通貨です。取引所では基軸通貨として使用されており、他の通貨に両替できる機能もあります。端数で余った仮想通貨もBNBに交換できるので利用価値が大きいでしょう。また、定期的にバーンすることによってコインの流通量を減らしてコントロールしています。流通量が減ることによってコインの価値も上昇していくので将来的に価値が期待できるでしょう。ただ、日本国内取引所ではまだ取引ができません。また、Binanceも日本円に対応しておらず、他の仮想通貨を獲得してからではないとBNBを購入することができないので手間がかかります。今後の将来性は定期的に通貨枚数を減らしているので価値が上昇する可能性とBinanceの事業に拡大していくと価値のある通貨になるでしょう。今後、日本国内でも取引できるかどうか注目です。

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