ここでは、音楽を聴くだけで仮想通貨が貰えるWeb3ミュージックプレイヤー、PENTA(ペンタ)について、その特徴や始め方・稼ぎ方などを分かりやすく解説していきます。
PENTA(ペンタ)とは?
はじめに、PENTA(ペンタ)の概要や、PENTAに欠かせないヘッドフォンNFTについて押さえておきましょう。
PENTA(ペンタ)とは
PENTAは、日本初のブロックチェーンであるアスターネットワーク上に構築された、音楽を聴くことで仮想通貨が貰える音楽アプリのことです。
2022年4月25日に制作が発表された非常に新しいプロジェクトで、5月7日に限定100名を対象にプロトタイプ版が公開されました。まだ正式リリースには至っていません。ちなみに開発者は株式会社ウォールオブデスCEOの堤真聖さん。なんと開発者は日本人なんですね。
「本当に音楽を聴くだけで、仮想通貨が貰えるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。PENTAでは、音楽アプリ“Spotify”のアカウントとウォレットを接続して音楽を聴くことで、仮想通貨を得ることが出来る仕組みになっているのです。ただし、仮想通貨を貰うためには、後述する”ヘッドフォンNFT“という専用のNFTが必要となります。
PENTAを一言でまとめれば、”音楽版のSTEPN”と言えるでしょう。運動アプリSTEPNでは、スニーカーNFTを購入して歩くことで仮想通貨が貰えますよね。これの音楽版がPENTAだと思ってください。
さて、前述した通り、PENTAはまだ正式なリリースもされていません。それにも関わらず、2022年6月現在で公式Twitterのフォロワー数が2.1万人を超えていますし、youtubeでも関連動画がいくつも上がっています。こういったことからも、PENTAがかなり注目されているプロジェクトであることが分かりますね。
ヘッドフォンNFTとは
次に、ヘッドフォンNFTについて解説していきます。ヘッドフォンNFTはPENTAをプレイするために必要不可欠なもので、初期のヘッドフォンNFTは1つ130ASTRです。ヘッドフォンNFTには5種類のレアリティがあり、ミント時にランダムで決まります。
STPENのスニーカーNFT同様、売買や育成が可能ですが、一方で音楽の再生時間に応じて修復が必要となります。
PENTA(ペンタ)の始め方・稼ぎ方
PENTAの概要などを押さえたところで、ここからはPENTAの始め方や稼ぎ方を見ていきましょう。
PENTA(ペンタ)の始め方
PENTA自体は現時点でローンチされていませんから、まだ始めることは出来ません。ですから正確な始め方も分かりませんが、STEPNを例に取ると、おおよそ以下の手順で始めることが出来ると考えられます。
①仮想通貨ASTRを購入する
②PENTAのアカウントを作成する
③ウォレットを作成し接続する
④Spotifyアカウントを作成し接続する
⑤PENTAのマーケットプレイスでヘッドフォンNFTを購入する
⑥Spotifyで音楽を聴いて稼ぐ
また、来るサービス開始日に向けて準備することとして、仮想通貨取引所への登録・ウォレットの作成・Spotifyアカウントの作成は行っておくべきでしょう、PENTAの利用を考えている方は、早目のご準備をオススメします。
PENTA(ペンタ)の稼ぎ方
PENTAの報酬量がどのように決まるかを説明します。結論から言うと、報酬量は①音楽の再生時間②ヘッドフォンNFTのレアリティ③ヘッドフォンNFTのレベルによって変動します。そして、レベルアップをすることで、1秒間で獲得できる仮想通貨の量が増えていくのです。
「再生時間に応じて報酬量が決まるのであれば、バックグラウンド再生して放置しておけば無限に稼げるのでは?」と考える方もいるかもしれません。ですが、流石にそんなにおいしい話はありません。というのも、NFTごとに1日に稼げる量は決まっているからです。
ところで、PENTAでは具体的にいくらくらい稼げるのでしょうか。この点が気になる方は多いと思います。しかし、PENTAがローンチされていないため正確な収益は分からないのが現状です。
ただ、プロトタイプ版をプレイした方のレビューがYouTubeで見つかりましたのでご紹介します。気になる方は、こちら(https://www.youtube.com/watch?v=aO-SV-R19u0)をご覧ください。
この動画によると、プロトタイプ版ではヘッドフォンNFTのレベルは1。1日に60分まで音楽を聴いて仮想通貨を稼ぐことができ、1曲約4分聴くごとに1ASTR手に入ったようです。1日の上限は60分なので1日15ASTR、1か月で450ASTRとなりますね。
動画内では1ASTR10円で計算していますが、2022年6月現在の相場は1ASTRが6円~7円なので、1日90円以上、1か月で2700円以上の収益が見込めます。やや少なく感じるかもしれませんが、現在は仮想通貨が暴落していますから、相場が戻ればその分収益性も高まると予想されます。
PENTA(ペンタ)のこれから
最後に、PENTAの今後についてお話ししていきます。実質的なスタートはまだこれからのプロジェクトですし、ちゃんと展開していくのか、不安に思う方も居るのではないでしょうか。そこで以下では、PENTAのロードマップと、将来性をまとめてみました。
PENTA(ペンタ)のロードマップ
PENTA公式Twitterでは、PENTAの今後の予定がツイートされています。それによると、例えば2022年中に、Webとモバイルにてβ版がリリースされることになっています(7月ごろの予定)。
また、オリジナルのトークン(PENTAの仮想通貨)のリリースや、マルチチェーンへの対応も予定されています。現在、ロードマップは2030年までの物が公式Twitterで確認できますので、興味がある方はぜひご覧ください。
PENTA(ペンタ)の将来性
冒頭で述べたように、PENTAの開発元は日本の株式会社ウォールオブデスになります。設立日は2020年12月21日なので、最近できた会社ですね。ウォールオブデスの株主にはスカイランドベンチャーズ株式会社が含まれていますが、ここは日本のスタートアップ企業に出資するベンチャーキャピタルです。
このスカイランドベンチャーズからも出資を受けていることを考えると、PENTAは信頼度の高いプロジェクトだと言えるのではないでしょうか。リリース前に、公式Twitterのフォロワーが2.1万人を超えているのも頷けますね。
まとめ
ここでは、PENTAについてまとめてきました。まだまだ始まったばかりのプロジェクトですが、注目度が高く、“音楽を聴いて仮想通貨を稼ぐ”お手軽さが良いですね。特に、普段からSpotifyを利用している方にとっては良いプロジェクトなのではないでしょうか。
現在の相場では大きく稼ぐことは難しいかもしれませんが、ヘッドフォンNFTのレベルや相場次第で大きく稼げる可能性を秘めています。
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