ここ最近、注目されている新たなプラットフォームであるメタバースです。ネットニュースでもメタバースというワードをよく目にします。
メタバースについて何も知らない人もいるかもしれません。
本記事ではメタバースについて解説しています。
また、メタバースに関連する仮想通貨も紹介していますので参考にしてください。
メタバースとは？
メタバースとは一言でいうと仮想空間です。インターネット上で作られた3次元の世界になります。
利用者はアバターと呼ばれ、自分の分身として仮想空間で行動が可能です。
メタバースは現実世界に限りなく近い状態で活動ができます。現実同様に時間が流れるため、アバター同士が集まったり、遊んだりすることが可能です。
メタバースは新しいプラットフォームとしても企業から注目されています。
メタバースのメリット
メタバースの特徴を説明してきました。メタバースを利用することにメリットがありますので解説していきます。
非日常を体験できる
メタバースは仮想空間です。非現実的な体験ができます。
現実の自分ができないこともメタバースではリアルに体感することが可能です。
例えば、現場に行かなくても、コンサート会場にオンライン上で参加できます。
また、同じ仮想空間にいる他のアバターと共に楽しんだりして、一体感を味わえるでしょう。仮想空間では現実世界とは違い、障害がある人や病気の治療中などハンディキャップがある人も自由に行動ができます。
そのため現実世界での格差などの解消が可能です。
ビジネスに活用できる
新型コロナウイルスの感染拡大の影響でテレワークやビデオ会議が増えました。メタバースはビデオ会議などと比較しても現実に近い状態でできます。
例えば、テレワークならアバターが会社の会議に参加したり、休憩時間に同僚と雑談したりするなどが可能です。
また、メタバースは環境への負荷がほとんどないので多くの企業は注目しています。
費用削減に役立つ
メタバースはその場にいても仮想空間で同僚に出会えたり、会議したりすることが可能です。そのため、会議のためにわざわざ出社しなくてもいいので、移動コストを削減ができます。
また、イベントやセミナーも仮想空間内で開催が可能です。場所を借りる費用も抑えられます。
このようにメタバースは企業にとって費用削減が可能です。また、個人でも無駄な移動時間や費用が削減できます。
メタバースのデメリット
メタバースのデメリットについて紹介していきます。
依存性が高い
メタバース内でさまざまな人とコミュニケーションを取ることが可能です。そのため現実より仮想空間の方が没頭してしまいます。
特に子どもはメタバース内のゲームに夢中になってゲーム依存になる可能性が高いです。また、メタバースで過ごす時間が多すぎると、現実の自分はほとんど動きません。
そのため健康的にも悪影響だと言われています。
情報の格差が起きるかもしれない
メタバースを始めるには初期費用が高いです。そのためメタバースをやる人とできない人で情報の格差が起きるかもしれません。
また、企業でもメタバースを利用できるかできないかで格差は広がる可能性があります。メタバースを始めるにもある程度の知識が必要です。
知識がなくてはメタバース内で不正行為に遭遇する可能性も高いです。
現在メタバースないでの犯罪や不正行為に対する取り締まりは整備されていません。
これからメタバースを始める方はある程度の情報を入手してから始めることをおすすめします。
メタバースの将来性
メタバースのメリット・デメリットを解説してきました。これからのメタバースについて解説していきます。
多くの企業が参入し始めている
新型コロナウイルス感染拡大の影響でテレワークが増加しました。ただ、テレワークだけではコミュニケーションの機会が少ないため、会社になじめない社員が多いです。
メタバースオフィスを利用すれば現実に近い感覚で会議や雑談ができます。テレワークで解決できない課題をメタバースでは解決が可能です。
そのほかにも仮想空間ではイベントなど人数制限をする必要がありません。
そのため、多くの人を集められます。既に東京ガールズコレクションなど開催しているイベントも多いです。
また、沖縄県ではメタバースでバーチャル観光ができます。このように企業や自治体がメタバースに今後も参入していくでしょう。
セキュリティが課題
メタバース内では不正など取り締まる制度がないです。また、警察や裁判所もありません。
そのため、メタバースではストカーや炎上が起きたとしても取り締まれません。そのほかにもアカウントの乗っ取りやデータの流失問題があります。
今後のメタバースはセキュリティ面が課題になるでしょう。
メタバース関連銘柄５選
メタバースについて説明してきました。メタバースに関する仮想通貨銘柄を紹介しますので参考にしてください。
EnjinCoin（ENJ）
ENJコインの特徴
・メタバースでゲームができる
・ゲームしながら稼げる
・大企業と連携
ENJコインはメタバース上のゲームで利用できる通貨です。
また、ゲームで遊びながら稼げます。
レアアイテムなどを出品して販売もでき、ゲーム内の土地や建物も売買も可能です。
ゲームで遊びながら資産形成ができます。
既にENJコインはアメリカのマイクロソフトなど大手企業と連携しているので今後も期待できる通貨です。
Decentraland（MANA）
MANAコインの特徴
・自分の土地がもてる
・他のNFTゲームで利用可能
続々と企業が参加
VR空間の土地やアイテムなどをNFT化しています。
MANAコインはDecentralandのプラットフォーム内でNFTの売買が可能です。
また、既に他のNFTゲームと提携しているため利用ができます。
既にDecentralandには企業が相次いで参加しているため、今後も普及拡大の可能性が高いです。
さらに日本国内の上場も期待されています。
Everdome（DOME）
DOMEコインの特徴
・ゲームしながら稼げる
・美しい仮想空間
・土地の売買ができる
DOMEコインは世界的に人気な通貨です。
「Unreal Enjine」は3Dゲームエンジンを用いた仮想空間ですので、圧倒的に質が違います。
他のプラットフォームよりもリアルな世界を楽しむことが可能です。
ゲーム内の土地や建物を売買するだけでなく、貸し出すこともできます。
そのため、ゲームをしながらでも稼ぐことが可能です。
TheSandbox（SAND）
SANDコインの特徴
・仮想空間内に新しいゲームが作れる
・ゲームで稼げる
・既に複数の企業が土地を保有している。
メタバースプラットフォーム「TheSandbox」で使用できる通貨です。
作成したゲームなどを他のユーザーに有料で提供し、収益を獲得することができます。
また、ゲーム内で作成したアイテムもNFTマーケットプライスで出品が可能です。
SIBUYA109など既に複数の企業がTheSandbox内で土地を保有しています。
今後も企業との提携が増える可能性が高いです。
Axie Infinity（AXS）
AXSコインの特徴
・スカラーシップで不労所得が獲得できる
・仮想通貨が稼げる
・初期費用が高い
Axie Infinityというブロックチェーンゲームで使用される通貨です。
ゲームをこなすだけで稼ぐことができます。ただ、初期費用が高いです。
初期費用をかけたくない人には借りることより無料でゲームができます。
ゲーム内にいるキャラクターを貸し出すことで不労所得を得ることが可能です。現在はハッキング被害などでユーザーが減少傾向にあります。
今後アップデートでユーザー数が増加すれば価格が上昇する可能性が高いです。
まとめ
今回はメタバースの説明と関連する仮想通貨を紹介してきました。メタバースとはネット上で作成された3次元空間です。
現実と同じ時間が流れて、アバター同士遊ぶことができます。現実世界でできないことがメタバース上ではできるため、格差もないので自由に行動が可能です。
ビジネスでも活用でき、コスト削減にも役に立つので企業から注目されています。ただ、依存症の問題やメタバース上でのルールが整備されていないのが今後の課題です。
国内でも既に多くの企業がメタバースに続々と参加しています。今後もメタバースの普及は拡大していくでしょう。
そのため、今回紹介した関連銘柄の動向に注目することが大切です。
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