ビットフライヤーとGMOコインはどっちがいい?手数料や取扱通貨数について解説

暗号資産を取り扱う業者は多数あります。その中でも人気の「ビットフライヤー」と「GMOコイン」どちらも人気の取引所ですが、これから暗号資産を始める方はどちらにしようか迷いませんか?

仮想通貨取引所を決めるのに必要な比較項目はたくさんあると思いますが、この記事では手数料と取扱通貨数に焦点を当てて解説していきます。

目次

ビットフライヤーとは

ビットフライヤーは、ビットコインの取引量が6年連続国内No.1という実績がある会社です。2009年に誕生したばかりの暗号資産。まだ、歴史は浅いのですが暗号資産を取り扱う業者は数多くあります。その中でも人気を維持している理由は、安全性の高さやアプリの使いやすさに定評があるからです。また、SMBC・第一生命・リクルートといった大企業から出資を受けているという面からも信頼性の高さがうかがえます。

使い勝手の良さや分かりやすさから、初心者の方にはおすすめの会社と言われています。

世界屈指の高いセキュリティー機能

セキュリティ面でも世界トップレベルの評価を受けており、創業から現在までハッキング被害ゼロを実現しています。

次世代暗号システムSSL通信を導入し、重要な顧客の個人情報を管理しています。

ログインに関しても2段階認証を採用しており、履歴の管理も行なうことで第三者から不正アクセスがあった場合にもすぐにアカウント凍結できる仕組みとなっています。

1円からでも取引できる低価格

暗号資産を取引するというと、まとまった金額がなければ買えないイメージがあるかもしれませんが、ビットフライヤーでは1円から売買することが可能です。

少額からでもできる、ということで気軽に試せるメリットがあります。

他にも「かんたん積立」というサービスがあり、積立する頻度を自分で選べます。

毎日1回、または毎月1回といったように自分の指定する日にちに設定可能です。

ビットコインは価格変動が大きいので、購入したタイミングで大きく差が出ることがあります。しかし、毎月定額で購入することで購入単価が標準化し価格変動のリスクが少なくなります。

この方法は「ドルコスト平均法」といって、価格変動がある資産に投資する際に有効な方法になりますので試してみるのも良いでしょう。

取引画面の使いやすさ

ビットフライヤーは、初心者の方にも分かりやすいスマホアプリに定評があります。

取引する際には注意喚起の画面が出てくるなど、初心者の方にも使いやすいという口コミがよく見受けられます。シンプルな画面設定のため、誰でも簡単に操作ができます。

また、公式サイトには暗号資産の用語集解説も掲載されていますので、暗号資産を一から勉強をしたい方にもおすすめです。

GMOコインについて

GMOコインとはGMOインターネットグループが運営している仮想通貨取引所のことをいいます。

東証一部上場企業であり、インターネットインフラ事業やGMOあおぞらネット銀行といった様々な事業を展開しています。2022年のオリコン顧客満足度調査では「暗号資産取引所ランキング総合No.1」となりました。

取扱通貨数が業界最多

GMOコインは2022年8月現在、22種類もの暗号資産を取り扱っています。これは業界でも最多となります。取扱通貨が多いことで、単純に自分の好きな銘柄を自由に選べるというメリットがあります。暗号資産は価格が上下しやすいので、ちょっとしたタイミングを逃すことで損益に関わってきます。

そのため、なるべく取扱通貨数は多い方が良いといえるでしょう。

口座開設が簡単にできる

GMOは口座開設がいつでも簡単にできます。メールアドレスと本人確認の書類、マイナンバーがあれば最短10分ほどで口座開設が可能です。

他社では口座開設までに1週間もかかる場合もありますので、これは画期的です。

難しいイメージがある暗号資産ですが、簡単に手続きできるのは魅力的ですね。また、インターネット関連事業大手のGMOということもあり、アプリの操作がしやすく、ボタン1つで売買が可能です。

販売所と取引所2つの機能をもっている

通常暗号資産を取り扱っている業者は、販売所と取引所の2種類に分かれています。

・販売所で取引する場合、取引する相手はGMOコイン(GMOコインで登録した場合)

・取引所で取引する場合、取引する相手は売買する相手のトレーダー

GMOコインの場合、販売所と取引所どちらの機能も持ち合わせており、トレーダーは状況に応じて使い分けができます。

そのため販売所で使う場合と、取引所を使う場合で、業者を分けることなく利用できるということです。

「販売所」と「取引所」どう違う?

登録した後にいざ取引しようとしたら「販売所」と「取引所」という見慣れない用語があって混乱した方も多いのではないでしょうか?

この2つの場所では購入の仕組みが異なりますので、簡単に解説していきます。

販売所とは何?

「販売所」は、業者がユーザーへ暗号資産を販売する場のことを指します。

上記にも記載しましたが、販売所では自分の登録した業者が取引相手となります。

(GMOコインで登録していればGMOコインが取引相手)

決められた価格の中で売買するため、初心者に向いています。

しかし、ここで一つ覚えておきたい仕組みがあります。

暗号資産は、購入する金額の方が売る価格よりも高く設定されており、この価格差をスプレッドといいます。スプレッドは販売業者の利益となります。

そのため、入出金の手数料が無料であっても実質このスプレッドが手数料となるため注意が必要です。

取引所とは何?

取引所は、暗号資産を持っているユーザー同士が売買する場所になります。

そのため、取引所で暗号資産を購入する場合、いくらでいくつ欲しいのか指定して注文することになります。

注文した条件が、暗号資産を売りたい他のユーザーの条件と合致すれば売買成立です。

販売所のように利益を上乗せする必要がないので、より効率の良い価格で売買が可能となります。

しかし、相場を考えながら個人で売買するのはハードルが高いため、初心者には向きません。

もし条件が合致しなければ、売買ができないというデメリットがあるからです。

手数料や取扱通貨数の違いについて

下記の表では、取扱通貨数や手数料について一覧にまとめました。注目すべきは取扱通貨数の違いと手数料の違いです。GMOコインの方が取扱通貨数も多く、手数料が安いことが分かりました。

ただし、ビットフライヤーについては利用する金融機関によって入出金手数料に差が生まれますのでチェックしておきましょう。

単純に手数料や取扱通貨数で考えるとGMOコインが有利に思えますが、実際には数字だけでは測れない部分も多々あります。あくまで、業者を選定する一つの指標として多角的に判断すると良いでしょう。

取引所名GMOコインbitFlyer
取扱 通貨数22種類14種類
取引 手数料販売所:無料取引所:Maker -0.01%, Taker 0.05%販売所:無料取引所:0.01~0.15%
最低取引 単位販売所:0.00001 BTC取引所:0.0001 BTC販売所:0.00000001 BTC取引所:0.001 BTC
レバレッジ 取引2倍2倍
入金 手数料無料0円~330円
出金 手数料無料220円~770円
送金 手数料無料0.0004BTC

まとめ

暗号資産取引所を選ぶときには、大体どこでも同じだろうと考えるのではなく、それぞれ比較するポイントがあります。暗号資産の取扱数や銘柄、各種手数料、使いやすさというように自分がどのポイントを重視するかによって選ぶ取引所は異なるでしょう。初めは慣れない用語ばかりで難しく感じるかもしれませんが、想像していた以上に低額から購入できることに驚いた方も多いのではないでしょうか?

今人気の暗号資産、まずは少額から試してみるのも良いのではないでしょうか。

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