『NTFトレカ』が世界中で注目を集めていて、これからますます流行っていく可能性があります。
最近では「SKE48」のNTFトレカが即完売して話題になったので、知っている方や興味のある方も多いのではないでしょうか。
トレカというと「遊戯王」などのアニメのキャラクターのトレーディングカードというイメージがありますが、NTFトレカは紙のトレカとは全然違います。
この記事では、NFTトレカが流行っているというのは本当なのか、NFTトレカの仕組みや売買の方法について解説します。
NFTトレカが流行っているって本当?
いま、NFTトレカ業界には大手企業が続々と参入していて、市場も活気付いて盛り上がりを見せています。
それに伴い、NFTトレカの知名度も上がり、これまでNFTトレカを知らなかったユーザーも興味を持ち、徐々に流行の兆しが見えています。
NFTトレカとは?
NFTトレカとは、ブロックチェーン技術を活用したデジタルコンテンツです。
最近では、2020年10月に発売されたアイドルグループ「SKE48」のNFTトレカが即完売して話題になったのが記憶に新しいですね。
「SKE48」のNFTトレカには、SKEメンバーの特別な画像や音声、動画などが収録されていたためファンやコレクターの注目を集めたのが人気の理由です。
他にも、Twitterの創業者ジャック・ドーシー氏の初ツイートの画像が約3億円で取引されたことでも話題になりました。
NFTって何?
ここまでにNFTトレカとは何かを解説しましたが、「そもそもNFTって何?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
NFTとは「non fungible token(ノン・ファンジャブル・トークン)」
の略です。非代替性トークンもしくは、代替不可能なトークンという意味です。
代替不可能ってどういうこと?
代替不可能とは「替えがきかない」ということです。
例えば、Aさんが持っている100円玉と、Bさんが持っている100円玉は同じ100円の価値があるので、交換することが可能です。
しかし、無地のTシャツと有名人のサイン入りTシャツの価値は同じではありません。そのため、交換できません。
つまり、これが代替不可能ということになります。代替不可能とは、簡単に言うと「替わりがきかない唯一無二のもの」ということです。
トークンとは?
「トークン」とは、日本語で言うと「しるし・象徴・証拠」を意味します。土地や家に名前を書いて、これは自分のものだ!と主張しても認められませんよね。
その土地や家が自分のものであることを証明するものとして、権利書があります。つまり、このNFTトレカは自分の所有物であるということを証明する権利書となるのがトークンです。
これらをまとめると、以下のようになります。
【NFTとは】
誰のモノであるかが明確になっており、世界にひとつだけしか存在しないと
証明されたデジタルデータである。
NFTトレカには、そのカードにしかない画像や音声、動画などを収録(閲覧)でき、偽造が不可能なため、非常に高い希少性があります。
そのためNFTトレカは世界にたったひとつだけの、他に誰も持っていない唯一無二の存在であり、そこに価値があると判断した人たちが高値で取引することで価格が高騰することもあるのです。
NFTトレカの仕組み
NTFトレカは、ブロックチェーン技術を活用したデジタルトレーディングカードであり、世界にひとつしかない唯一無二の存在なのです。
また、NFTトレカは偽造が不可能なため、偽物は存在しません。
ここでは、NFTトレカやブロックチェーンの仕組みについて解説します。
ブロックチェーンとは
ブロックチェーンとは、世界中に分散されたコンピューターに、同時にひとつの台帳として記録しておける技術のことで、日本語では「分散型台帳」と呼ばれています。
ブロックチェーンはその名の通り、データを小分けにして暗号化したもの(ブロック)を、世界中に分散したネットワーク上にチェーンでつなぐように分散管理しています。
例えば、AさんがNTFトレカを販売して、Bさんがそれを購入すると、その取引が台帳に記録されます。
その後BさんからCさん、CさんからDさんへと譲渡されていっても、1枚のNTFトレカがどのように人の手に渡っていったのかの取引履歴が台帳に記録されていくわけです。
そしてこの台帳に記録のない取引はすべて無効となり、もし偽物が出回ったとしてもこの台帳に記録されていなければ、それは偽物の疑いがあります。
つまり、このブロックチェーンの仕組みによって、自分が所有しているNTFトレカが唯一無二の存在であると証明されるのです。
NFTトレカは発行枚数が限られたものが多いため、とても希少性の高いカードとなります。
「このトレカを持っているのは世界で自分だけ」という特別感は、マニアにとっては最高のステータスとなり、最大級の価値があると言えるでしょう。
NFTトレカの売買の方法
NTFトレカを売買するには、「Coincheck(コインチェック)」という取引口座を開設する必要があります。
Coincheckとは、コインチェック株式会社が運営する仮想通貨取引所で、国内でNFT の取引ができる取引所はCoincheckのみです。
海外のNFT取引所だとセキュリティ面が不安な部分もありますので、安心して利用できる国内の取引所であるCoincheckの利用をおすすめします。
Coincheckの口座開設手順
大きな話題となったSKE48のNTFトレカを販売したのが「Coincheck」で、いま人気沸騰中のブロックチェーンゲーム内で使えるアイテムの販売なども行っています。
初心者でも簡単に取引ができるため、NTFトレカの売買を始めるならCoincheckがおすすめです。これからNTFを始めるのなら是非とも口座開設しておきましょう。
Coincheckの口座開設手順
- メールアドレスとパスワードを入力
- SMS認証
- お客様情報の登録
- 本人確認書類の提出
メールアドレスとパスワードを入力
Coincheckの公式サイトにアクセスし、「会員登録」からメールアドレスとパスワードを入力します。
すると、登録したメールアドレスに確認メールが届きますので、メールに記載されたURLをクリックすることで登録が完了します。
SMS認証
次に本人確認を行います。
自分の電話番号を入力するとSMS(ショートメール)が届くので、送られてきた6桁の認証コードの数字を入力します。
お客様情報の登録
氏名、生年月日、性別、住所などの基本情報を入力し、運転免許証や個人番号カードなどの本人確認書類をアップロードします。
本人確認書類の提出
本人確認書類の提出方法は、スマホからとWEBからの2種類あります。
スマホならその場で自分の顔写真と本人確認書類を撮影するだけなので簡単です。その日からすぐに取引が可能です。
WEBからだと、本人確認書類を提出後、登録した住所にCoincheckからのハガキが届いてから完了となります。
NFTトレカの買い方
NFTトレカを購入するには、「Coincheck NFT」にアクセスします。
「Coincheck NFT」とは、Coincheckが運営しているマーケットプレイスで、メルカリなどのフリマサイトと同じような感覚で気軽にNFTトレカを売買できます。
NFTトレカ購入手順
- Coincheckにログイン
- 欲しいNFTトレカを選択
- 決済手続き
Coincheckにログイン
Coincheckにログインして、メニューからCoincheckNFT(β版)にアクセスしてください。
初めてのログイン時には同意を求める画面が出るので「同意してサービスを利用する」を選択します。
欲しいNFTトレカを選択
Coincheck NFT(β版)に出品されている商品リストの中から、欲しいトレカを選択しましょう。
ただし「SOLD」と表示されているものは売り切れ中ですので注意してください。
決済手続き
購入はETH(イーサリアム)もしくはクレジットカード決済となります。
ETH(イーサリアム)とは、ビットコインに次ぐ存在と言われている仮想通貨(暗号資産)のことです。
ETHで購入する場合は、先にコインチェックの現物取引でETHを購入しておく必要があります。
NFTトレカの売り方
NTFトレカの売り方はとても簡単です。
メルカリなどのフリマサイトに出品するのに近い感覚で、Coincheckのマーケットプレイスに出品するだけです。
【NFTトレカの売却手順】
①マイページに自分が所有するNTFトレカが一覧表示される
②売却したいNTFトレカを選択し、受け取る通過と出品金額を決定
③出品を押す。
上記の簡単な手順だけでNFTトレカを売却できます。
まとめ:NTFトレカの将来性
NFTはまだあまり広く知られておらず、仮想通貨に比べてもマイナーです。
しかしデジタル資産業界は急激に成長していますので、今後のNFTトレカは大手企業などの参入により流通量が増えて、市場も大きく拡大していく可能性があります。
例えば、「遊戯王」のトレカは現在メルカリやヤフオクなどのフリマサイトで高値で売買されていますが、今後NFTトレカとして販売されれば、急激にNFTトレカが普及するであろうことは容易に想像できます。
今後はNFTトレカを使ったゲームもさらに登場するでしょうから、ますます需要が高まりNFT市場の認知度が高まることが期待されます。
NFTトレカに興味がある方は、手に入れたい商品が登場したときに見逃してしまうことのないよう、この機会にコインチェックの利用準備をしておきましょう。
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