ドージコイン(DOGE)ってなに?特徴や今後の将来性などをやさしく解説

今回は柴犬をデザインにした通貨であるDOGEについて解説していきます。元々BTCのパロディとして作成されたコインですが、現在では時価総額ランキングでも上位です。一体どのような特徴があるのでしょうか。初心者でもわかりやすく解説していきます。さらに今後の将来性も解説していきますので参考にしてください。

目次

DOGEの特徴

2022年現在で、時価総額ランキング13位と高い地位です。発行上限枚数が制限なく、処理が速いのが特徴です。一つ一つ詳しく解説していきますので参考にしてください。

BTCと同様な性能を持つ

DOGEはBTCとほとんど同じ性能を持つ通貨です。BTCの性能で「PoW(プルークオブワーク)」が採用されています。DOGEも同様の承認方法です。PoWは取引記録の改ざんが極めて難しいのでセキュリティ面も強固なものになりますが、BTCよりは劣ります。そのほかにもマイニング作業で報酬を得ることが可能です。BTCとの違いは上限枚数がないこと、マイニングには時間はかからないこと以外は同じ性能を持つ通貨です。

発行枚数上限なし

DOGEは発行枚数に上限がないです。BTCの上限枚数は2100万枚になります。発行枚数に上限がある為、金と同様に希少価値が高いです。仮想通貨の場合は、法定通貨と違ってマイニングで通貨が発行できます。枚数制限しない限り発行が可能です。仮想通貨は市場に多くの枚数が出回ってしまうと通貨1枚の価値が下がり、インフレを起こす可能性が高いので枚数制限として対策をしています。DOGEの場合は、現在需要と供給がバランスよく保たれているので価格も安定して変動も起きにくいです。ただ、枚数制限がされてないことでインフレが発生する可能性や、価値が上昇しないと言われています。

処理速度が速い

DOGEは処理が速いです。BTCが送金にかかるのが10分くらいと言われていますが、DOGEは1分で送金できます。他の通貨と比較しても非常に処理が高いです。処理が速いことによって海外に送金するのに時間も掛からないので海外に頻繁に送金する人には非常に便利になります。さらに手数料も安く抑えることが可能です。海外に送金すると法定通貨では数千円程の手数料がかかってしまいます。DOGEを海外送金した場合は、送金手数料が法定通貨と比較しても非常に安く抑えることができるのでコスト面では優れているでしょう。

保有するメリット

無制限に発行できるDOGEです。保有することで価格が安定していることや、少額決済ができるなどメリットもあります。また、オンラインショップでも利用が可能です。

価格変動が少ない

需要と供給のバランスが良いため価格の変動が少ないです。価格変動が少ないため安定した通貨であります。価格が安定している点と処理が速いので送金手段として利用が可能です。仮想通貨初心者にとっては価格変動が多い通貨を選択すると値動きが激しいため対応するのが難しいです。DOGEのように価格変動が少ない通貨を保有することをおすすめします。安定した価格を保有することで長く持ち続けることができるでしょう。ただ、DOGEの場合は無制限で通貨が発行されるので価値が下がる可能性が高いですので、保有する方は動向を必ずチェックが必要になります。

少額決済ができる

DOGEは少額決済が可能です。現在2022年4月時点では1DOGEは16円になります。ちなみに有名な通貨である1ETHは約37万です。このように有名な通貨と比較してもDOGEは少額です。価格が大きくないので、少額の決済に向いていてチップや寄付でよく利用する人が多いです。また、チップ機能を導入したことが注目されているので、将来的にも高い実用性が期待できる通貨です。

オンラインショップで利用が可能

DOGE MarketといったDOGEが利用できるオンラインショップがあります。DOGEはamazonギフト券など各種商品への交換が可能です。amazonギフト券は私たちにとっても実用性が高いので、交換できるのはメリットが高いでしょう。さらにさまざまな商品と交換できるので、単純に投資以外の目的で持つことが可能です。DOGEはオンラインショップでの実用性があるので今後はDOGE Market以外の店舗で利用できる期待ができます。

デメリット

価格が安定し、少額決済が可能なのがメリットです。さらにオンラインショップでも利用が可能なので利便性も高いといえます。ただ、現在国内では取引ができないことや機能性が乏しいことがデメリットです。

国内で取扱いがない

現在国内の取引所では購入できません。手に入れたい人は、国内と海外の取引所で口座開設を行い、国内でBTCを獲得して海外に送金してからDOGEを購入する流れになります。国内取引所ではCoincheckなど大手取引所が利便性が高いのでおすすめします。また、海外取引所はバイナンス取引所がおすすめです。海外での利用も多く手数料が無料というメリットがあります。国内で購入できないため仮想通貨初心者にとっては時間と手間がかかってしまうので少しデメリットもありますが、送金スピードが早くて手数料も安いため魅力のある通貨です。

機能性が乏しい

DOGEは上限枚数がないことやマイニングに時間がかからない特徴を持つ通貨です。送金スピードもあって決済手数料も安いのはメリットといえますが、機能性が乏しい通貨ともいえます。元々はBTCのパロディとして作成された通貨なので、他の通貨と比較しても機能性が少ないのです。ただ、BTCに比べても低価格であり、オンラインショップでの実用性もあるので今後、機能性が高くなる可能性があるでしょう。

DOGEの今後の将来性

現在は国内では取扱がないことや、機能性が乏しいというデメリットがあります。しかし、熱烈なファンが多いことや時価総額が大きく、BTCと同じ値動きがあるなど将来性も高いです。さらに、国内で取引できる日も近いでしょう。

熱烈なファンが多い

DOGEには熱烈なファンが多いです。特に有名なのがイーロン・マスク氏になります。TwitterでのDOGEについての発言で価格が高騰したこともありました。反対に価格が暴落したのも彼の発言が市場に影響を与えたとも言われています。イーロン・マスク氏はDOGEは将来性が高いと発言しているため、今後も期待が大きいです。既にテスラではDOGEの決済機能として採用していますが、車ではなく、グッズの決済として利用ができます。DOGEは熱狂的なファンやコミュニティが存在するので価格が0円になることはほぼないとも言われているので今後も価格が安定する可能性が高いでしょう。ただ、イーロン・マスク氏の発言で価格が変動することがあるので、彼がネガティブな発言をすれば暴落する可能性もあります。そのため保有する人は彼の発言には必ず注目するようにしましょう。

彼の発言で人気が出ているのもありますが、性能に期待されているのではなく、熱狂的なファンやコミュニティが多いので一過性のブームの可能性もあります。保有していれば現状価格は大きな変動はありませんが、ブームがされば価格が下落することもあるので動向にも注目です。

時価総額が大きい

現在時価総額ランキング13位と高い地位です。時価総額が大きくなったのはイーロン・マスク氏の発言もあり、BTCとの性能が似ていることもあります。BOGEはBTCを模倣して作成された通貨ですので、値動きもBTCと同じように動く可能性があります。一時期ですが、BTCが高騰した時、BOGEも同様に価格が高騰しました。もし、今後もBTCと同じ値動きをする可能性がありますので、保有する人はBTCの値動きを必ずチェックするようにしましょう。

国内取引できる可能性がある

現在国内で取引はできませんが、将来的には国内で取引できる可能性が高いです。国内取引所のBTCBOXが4月4日からDOGEの取扱いを開始する予定でしたが、同日に延期を発表しています。DOGEは処理が速く、低価格なので利便性は高いです。さらに、熱狂的なファンやイーロン・マスク氏からの支持もあるので人気があります。今回は延期になりましたが、国内で取引出来る日も近いでしょう。国内で取引ができると海外取引所の口座開設を必要はないですし、送金する手間もなくなるので購入したい人には大きなメリットになるでしょう。

まとめ

今回は柴犬をデザインにした通貨であるDOGEについて解説してきました。BTCと同様な性能を持っていますが、発行上限枚数は無制限です。処理はBTCよりも速く、手数料も抑えれるので送金手段としておすすめできる通貨になります。保有するメリットも価格が安定していること、少額で決済が可能です。その他にもオンラインショップでの利用があるので実用性はあります。ただ、現在は国内での取引ができないです。機能性も他の通貨と比べても乏しいというデメリットもあります。DOGEは熱烈なファンやイーロン・マスク氏も支持をしているので価格が0円になることは現状ありません。DOGEはBTCと同じ値動きもするので将来性も高いといえます。ただ、発行枚数が無制限なため、価格が上昇する可能性が低く、需要と供給のバランスが崩れると価格が下落するでしょう。国内では延期となってしまいましたが、BTCBOXが取扱いを開始する可能性があります。取扱いが始まれば国内でも需要が増えることが期待できるので今後動向に注目です。

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