ポルカドットとは?パラチェーンについても解説

「ポルカドットとはどんな通貨?」

「他の仮想通貨との違いは?パラチェーンで何ができるのかも知りたい」

こんな疑問を持っている方も多いと思います。

ポルカドットは「パラチェーン」という仕組みを採用しており、複数のブロックチェーンで取引を処理しているため、処理速度に優れているのが特徴です。

この記事では、ポルカドットの特徴や現在価格、購入できる取引所まで詳しく解説します。ポルカドットに投資すべきかわかりますので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

ポルカドット/DOTとは

ポルカドット(DOT)とは、Web3財団と呼ばれるスイスの財団が開発した仮想通貨。

ポルカドットのネットワークには、政府や銀行のような中央管理者がおらず、各ユーザーによって構築されています。このようなネット社会を「Web3.0」と呼んでいます。

従来のネット社会では、Googleをはじめとする中央管理者によって情報が独占されており、個人情報流出などのリスクが問題になっていました。このような問題はネット社会だけでなく、政府や銀行などさまざまな場面で見受けられます。

Web3.0では中央管理者による不正や不祥事、利益の独占などがなく、透明性の高いやりとりができるのがメリットです。

ポルカドット/DOTの4つの特徴

ポルカドットは他の仮想通貨と比べ、次のような特徴を持っています。

  • パラチェーンで相互運用ができる
  • セキュリティが高い
  • 分岐なしでアップグレードできる
  • 関連プロジェクトが多い

パラチェーンで相互運用ができる

ポルカドットの最大の特徴は「パラチェーン」です。パラチェーンとは、複数のブロックチェーンを並列して処理することで、短期間に多くの取引を処理する仕組みのこと。

ビットコインやイーサリアムなど従来の通貨では、取引量が増えたときに処理しきれなくなり、遅延や取引速度の低下が発生する「スケーラビリティ問題」に悩まされていました。

ポルカドットはパラチェーンを用いることで、スケーラビリティ問題を克服しています。ポルカドットは「イーサリアムキラー」と名高く、次世代の高性能な仮想通貨だと言えるでしょう。

セキュリティが高い

ポルカドットはセキュリティが高く、ハッキングを受けにくいのも特徴です。

従来の仮想通貨では、セキュリティを維持するために多数のリソースを割いており、パフォーマンスが落ちるという問題がありました。

しかし、ポルカドットではあらかじめ別のブロックチェーンにセキュリティシステムを用意し、そのチェーンと接続するだけで安全性を確保できます。

分岐なしでアップグレードできる

ポルカドットは、ハードフォークなしでアップグレードすることが可能です。

ハードフォークとは、ブロックチェーンを分岐させて新しい仮想通貨を生み出す方法のこと。従来のハードフォーク方式では、開発に時間がかかってしまうのが問題でした。

一方、ポルカドットはハードフォークなしで簡単にアップグレードできるため、開発がスピーディーなのもメリットです。

関連プロジェクトが多い

ポルカドットはただ性能が高いだけでなく、機能性に注目されてさまざまな関連プロジェクトが立ち上げられました。

パラチェーンに加えて「ブリッジ」と呼ばれる機能によって他のブロックチェーンと容易に接続し、利用できるのもポイントです。

たとえば、イーサリアムの共同開発社によって立ち上げられた「Kusama」というプロジェクトは、ポルカドットの機能性をテストするために立ち上げられました。

ポルカドット/DOTのこれまでの値動き

参考:Tradingview

ポルカドットは2020年8月に取引開始されました。

2020年末には世界最大規模の取引所「Binance」がポルカドットのプロジェクトを支援すると発表し、価格が大きく上昇。

翌年4月には、バイデン大統領が仮想通貨への増税を発表したことで下落しましたが、その後は順調に価格を伸ばしてきています。

ポルカドット/DOTの現在価格

参考:Tradingview

2022年10月27日現在、ポルカドットの価格は1DOT = 6.51ドル(日本円で約950円)です。

ポルカドットは比較的人気のある仮想通貨で、2022年の初めには56ドル程度の価格がついていました。

しかしその後、FRBによる金融引き締めや中国の仮想通貨規制、さらにステーブルコインの崩壊などの要因が重なって大きく下落しています。

とはいえ、ポルカドットの開発に何か問題があったわけではありません。ポルカドットはパラチェーンを有する数少ない仮想通貨で、将来性も高いため、価格上昇する可能性は十分にあると言えるでしょう。

ポルカドット/DOTを購入できる主な取引所

2022年10月現在、ポルカドットは以下のような取引所で売買できます。

  • bitFlyer
  • GMOコイン
  • BITPoint

海外取引所でも取引できますが、リスクが大きいため初心者の方はまず上記の取引所で購入するのが良いでしょう。

それぞれの特徴を詳しく解説します。

bitFlyer

初心者の方に最もおすすめなのがbitFlyerです。

取扱通貨数は17種類あり、ビットコインなどメジャーな通貨からポルカドットのようなニッチな通貨まで幅広く取り扱っています。

セキュリティの高さも魅力で、SSL通信やファイアウォール、マルチシグなど多彩なセキュリティ対策を実施しています。顧客から預かった資産はきちんとコールドウォレットに保管しており、ハッキングの心配もありません。

ハッキングリスクを避けたい、またはさまざまな通貨を取引したい方は、ぜひbitFlyerで口座開設しましょう。

GMOコイン

GMOコインはさまざまな取引方法を試したい方におすすめです。レバレッジ取引やステーキング、レンディング、積立投資などに対応しています。

ポルカドットはレバレッジ取引やステーキングには対応していませんが、積立投資に対応しており、500円という少額から積立可能です。

最短10分で取引を始められるため、今すぐポルカドットを購入したい方にもおすすめです。現物取引に飽きてしまった方は、ぜひGMOコインに登録しましょう。

BITPoint

お試しで取引してみたい方は、BitPointもおすすめです。取引や入金、送金などの手数料がなく、どんな通貨でも500円から取引できます。

スマホアプリはインターフェースが初心者にも扱いやすく、金額・数量のどちらかを入力するだけで取引が可能です。ブラウザ版の「BITPOINT PRO」も板形式で成行・指値・逆指値の注文ができ、機能性が優れていておすすめです。

ポルカドットに少額から投資したいなら、BitPointが良いでしょう。

まとめ:ポルカドットはパラチェーンで相互運用できる将来性の高い通貨

今回は、ポルカドットについて解説しました。ポルカドットの特徴は以下の4つです。

  • パラチェーンで相互運用ができる
  • セキュリティが高い
  • 分岐なしでアップグレードできる
  • 関連プロジェクトが多い

ポルカドットは「パラチェーン」と呼ばれる独自の仕組みを用いており、従来の通貨よりも処理速度が早いのが特徴です。さらに、アップグレードも簡単で開発もスピーディーに進められます。

現在は値下がりしていますが、仮想通貨市場が再び盛り上がれば価格上昇する可能性が高いため、ぜひ投資対象として検討してみてください!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次
閉じる